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新年を迎えて

瀧村 佳恵(2年)

マネージャー日記をご覧の皆様こんにちは。2年の瀧村佳恵です。
新年を迎えましたが皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今年はついに待ちに待った東京オリンピックが開催されるということで期待と希望でワクワクしています。
アイスホッケー部におかれましては、昨年末に行われましたOB戦をもって4年生が引退となり、現在オフ期間を過ごしております。
オフ期間中でも、他のチームの氷上練習に参加したり、ウェイトに励む選手の姿を目にし努力を怠らないストイックさがひしひしと伝わってきます。

さて私事ですが、元旦は両親、祖父母、従兄弟たちが集まり、母の作るおせち料理を囲み、賑やかで笑いの絶えないひと時を過ごしました。
その際に、祖父が私たちに語った言葉がとても心に響く内容だったので今回はそのことについてお話したいと思います。
まず1つ目は、「人が努力して得た成功に心から称賛できる人になるように」ということです。
これは簡単なようでとても難しいことです。
他人の成功を目の当たりにすると、やっかみや嫉妬心が湧き、素直に称賛することが難しい場面も存在します。ですが、ここで考え方を変えなければいけないと言います。他人と自分は全く別の存在であって他人が努力して勝ち取った成功と自分自身を結びつける必要はないからです。人が頑張って実った成功は素直に言葉として称賛するべきであると語りました。これが出来る人は人としてとても寛大で内面の美しい人であると言います。
2つ目は、「人が悩んだり辛い思いをしているときに寄り添い合い、真摯に話を聞ける人になるように」ということです。
「他人の不幸は蜜の味」という言葉をご存知でしょうか。時に、他人の不幸を見て、自分は優位に立っていると誇らしく思ってしまう場合があると言います。この言葉があるように、自分の身に起こる不幸に心を痛め、真摯に向き合ってくれる人はそうそういないと言います。ですが、自分が悩んだり辛い時に一緒に考え、乗り越えてくれる存在がいることは大きな支えになると祖父は語りかけました。
私たちには、そんな温かい心と相手を思いやる優しさに満ちた人になるようにと言われました。
祖父が語ったこれらの言葉は自分自身のこれからの生き方を示す教訓に繋がったように感じます。
人生には様々な人との出会いがあります。
人と会話をする上で、自分に固執してばかりいるのではなく相手の話にしっかりと耳を傾けることも大切であると感じます。
人との出会い、コミュニケーションを楽しんで新たな視野を広げられる年にしたいと思います。

2月からは新チームでの体制が始動します。今後もアイスホッケー部に温かいご声援の程よろしくお願い致します。

(2020年1月21日 17時20分)

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