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Change

瀧村 佳恵(2年)

マネージャー日記をご覧の皆様こんにちは。2年の瀧村佳恵です。大学校舎のツタの色が変わり、秋を実感しつつ冬を目の前に身が縮こまるこの頃です。

9月から始まったリーグ戦も残すところあとわずかとなりました。神奈川大学との試合において5年ぶりの勝利を掴み歓喜に沸く中で、青山学院大学との試合にも勝利を手にし、今シーズンのスローガンである"Change"を日々体感しています。選手、マネージャー一同、妥協することなく最後まで駆け抜けていきたいです。

私がアイスホッケー部の試合を初めて観戦した去年の12月から1年が経とうとしている今。振り返るとあっという間ですが、毎日部活動と向き合ったとても濃い時間だったと感じております。
この部に入ることは私にとって大きな決断でもありました。
想像もしていなかった体育会のマネージャーという役割に就くこと、家からかけ離れた場所へ練習に向かうこと、それに加えて練習は深夜に行われるということ、一年を通して寒さと戦い続けなければならない体力勝負であること。すべてが私にとって"まさか"の連続で、時間と自分自身と上手く向き合わなければ厳しい世界でもありました。
部活動のことで母とはたくさん喧嘩してたくさん泣きました。「幼い頃からずっと心配ばかりかける娘でごめんね」と謝りたいです。そして、「私のことをたくさん考えてくれてありがとう。」
この独特なアイスホッケー部での日々を通して、入部前の私と現在の私は"Change"したと感じます。
これまでは暇を持て余す時間が多く、だらだらしてばかりの毎日でした。それに加え、他人に左右されていたし、周りの人はみんな良く見えて羨んでばかりいました。ですが、この一年を通して、限られた時間の中で部活動、学業、アルバイト、趣味とをどのように効率良くこなしていくか考える機会が増え、もっと自分自身に焦点を当て改善点を見つけ、磨いていく必要があると感じました。
辛くはありましたが、部活動における環境が精神的にも自分をより強く成長させるきっかけになったのだと思います。

親に甘え続けていた私も20歳になり大人の道へと進みます。これからはもっと自分の言動に責任を持ち、自信を持って自分らしさをアピールしていきたいです。

アイスホッケー部員19人においても、今シーズン、一人一人様々なドラマがあったと感じます。みんな知らないところで悩み、何かに打ち戦っているのだと感じた1年間でした。言葉ではなかなか言えませんが部員一人一人を心から尊敬しています。

寒さで体調を崩さぬようどうぞご自愛ください。

(2019年11月25日 10時57分)

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