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青春よさようなら

久保 光大(4年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。
12月末のインカレで引退をしました、コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科4年の久保光大です。
すでに引退をしてから2か月が経っており、時の流れの早さを感じております。無事卒業も確定し、今は人生最後の長期休みを使いひたすらアルバイトをしております。本当は最後の休みを使ってリラックスしたいのですが、金欠なのでアルバイトをせざるを得ない状況です。アルバイトをしながらも、できる限り4月から始まる新たな生活に向けて準備をしていきたいと思っております。

さて最後の氷上奮闘記ということもあり、この4年間を軽く振り返りたいと思います。

まず1年目はコロナ真っ只中ということもあり、6月から11月の期間しか活動することができず、大会もリーグ戦の1巡のみ、当時の4年生ともっとホッケーがしたかったと悔やむ一年でした。

2年目も満足いく活動はできませんでしたが、秋リーグ戦から得点に貢献するようになり、選手として大きく成長することができたと思います。しかし試合には勝てず、そしていまだに完治していない膝の怪我を負ってしまい、精神的にも厳しい一年でした。

3年目は部員不足によりまともにアイスホッケーをすることができず、2部リーグ降格が目の前まで迫って来た、非常にストレスの感じる一年でした。

4年目は春大会で専修大学に勝利をする、良いスタートを切れたものの、サマーカップの一回戦敗退、秋リーグ戦、インカレと思うような結果を残すことができなかった一年でした。

この4年間を文面で捉えると、みなさんからは物足りない4年間に見えるかもしれません。しかし私にとっては非常に楽しく充実した4年間でした!

もともと高校時代にクラブチームでしかアイスホッケーを経験していなかった私にとって、部活動は憧れでした。部活仲間は、多くの時間を一緒に過ごし、第二の家族のような存在。海外大学に進学せず、日本の大学に進学を決めたのも、日本の部活動でアイスホッケーを経験したいという気持ちが強かったからです。この4年間が私のアイスホッケー人生において一番充実していました。立教の練習以外にも、他大学や社会人の練習にも頻繁に参加し、常にアイスホッケーについて考え、アイスホッケーに触れる生活を送ることができました。

そして、学生主体で活動できたことで、アイスホッケーについてとことん考えることができ、選手としても人としても成長することができました。これも、立教だからこそ経験することができたのだと思います。これからも後輩たちには、自分たちでひたすら考えて、立ちはだかる壁を乗り越えていってほしいと思います。その先には必ず明るい未来が待っているはずです。

私は小学校4年生のとき、弟がやりたいと言ったアイスホッケーを付き添いとして始めました。その頃からアイスホッケーのスピード感に魅了され今まで続けてきましたが、アイスホッケーを嫌いになったことは一度もありませんでした。
それは周りのチームメイトやコーチ陣に恵まれていたからだと思います。アメリカにいた際は、あまり英語ができない状況にあった頃から、チームメイトやコーチ陣は優しく接してくださりました。日本に帰国した後も、監督の吉田さんを含め、西武ホワイトベアーズの同期、先輩、後輩が私を受け入れてくれました。

大学4年間でも、個性豊かな3人の同期に恵まれました。程よい関係性の同期で、同期会も4年間で1度ランチをしただけでしたが、引退試合となった明治戦の最後、同期3人で出場した際に4年間を共にしてきた4人の仲間との思い出を一気に思い出し、本当に同期がこの4人でよかったと思いました。マイペースで色々とルーズな私と同期だった3人は大変だったと思いますが、感謝しかありません。ありがとう。

そして同期だけでなく、引退後も仲良く接してくださった先輩方、可愛い後輩方、私たちの活動を支えてくださっていたOBOGの方々、そして何より大友さんを含めたコーチの方々のおかげで、楽しく、そして充実した4年間を過ごすことができました。ありがとうございます。

高校時代は立教以外の大学への入学を望んでおり、その気持ちが強かったことで、立教のアイスホッケー部に入部してからも諦めきれず、9月受験までしておりました。そのときのことを思い出すと、もしかしたらいなくなるかもしれない私を受け入れ、「立教にはこうだいが必要だ」とひたすら説得してくださった先輩方には本当に感謝しかありません。私がもし先輩たちの立場にいたら、ここまで心よく受け入れて、接することはできなかったと思います。ここだけの話、月日が経つにつれて先輩方とホッケーがしたいという気持ちがすごく強くなっていたので、もし9月入試で他大学に受かったとしても立教に残ろうと考えてました。そんな先輩方とこれからは社会人としてご飯や飲みなどに行ければと思います。今後ともよろしくお願いします。

これから進化する立教と共に、自分もプレーしたいという気持ちも多少ありましたが、立教の未来は後輩に預けます。私たちでは達成することのできなかった、1部Aグループ昇格を必ず達成してくれると信じております。
後輩たちも、ぜひご飯に行きましょう。今までは金欠で奢ることがあまりできませんでしたが、きちんと貯金をして奢れるようにしておくので、気軽に誘ってください。

そして何より、コーチ陣のサポートがあったからこそ自由に活動することができました。お忙しい中、練習や試合に来てくださりありがとうございました。
やはり、コーチ陣がいたほうが練習も引き締まると思いますので、時間の許す限り参加していただけると選手たちも喜ぶと思います。
思ったことをしっかりと聞いてくださり、選手に寄り添ってくださるコーチ陣がいてくれたことが、私としては非常に心強かったです。コーチ陣とここまで近い関係を築くことができたことを非常に嬉しく思います。
ご迷惑をおかけすることも多かったと思いますが、大変お世話になりました。これからもお時間があれば、練習や試合に顔を出すのでお話しできればと思います。

ここまで色々と書きましたが要約すると、立教大学アイスホッケー部に入部することができて、一生付き合っていく素晴らしい方々と出会うことができて、本当に幸せでした!!

4年間ありがとうございました!

これからはいちOBとしてチームを全力で応援したいと思います!

(2024年3月11日 22時25分)

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