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グッドバイ

清田 剛司(4年)

氷上奮闘記をご覧いただきありがとうございます。
1年生の頃は遠い未来のように感じていましたが、早いものでこれが最後の寄稿になりました。
昨年末のインカレで引退してから3カ月程経ちますが、今でも同期や後輩達と頻繁に会っているため、正直引退の実感が無く、チームを離れることが名残惜しく感じています。

振り返ると、この4年間で苦しかったこと、楽しかったこと、いろいろな思い出がありますが、その中でも4年生の僅か3ヵ月間が一番濃かったなと思います。
私は昨年2月に体調を崩したことで、地元に帰り半年間休部していました。9月に東京に戻ってきた頃には、アイスホッケーへの情熱は薄れ、プレイヤーとして競技に戻ることは無いと思っていました。
しかし、立教の試合を観戦し、改めて競技の魅力に気づいたこと、そして同期からもう一度一緒にホッケーがしたいという言葉に突き動かされ、競技を再開することを決めました。当初はこの決断に後悔や葛藤がありましたが、引退した今、競技を再開したことに心の底から良かったと感じています。また、それを決断したあの日の自分を褒めたいと思います(笑)。同時に、引退まで支えてくれたチームメイトとコーチ陣の方々、私の復帰を後押しし応援してくださった先輩方には、感謝の気持ちでいっぱいです。

私の4年間は、決して順風満帆ではありませんでしたが、このチームに出会えて本当に良かったと感じています。部活動における様々な経験を通じて、私が人間として成長できたという点も勿論ありますが、やはり一番の理由は素敵なチームメイトに出会えたことです。同期や現役部員たちとは今でも頻繁に会っていますし(そのせいで引退の実感がありませんが...笑)、引退した先輩方ともご飯に行ったり旅行したりと、よく遊んでもらっています。このように今も学年関係なく彼らと繋がっていられるのは、部活動を通して時には衝突し合いながらも共通の目標に向かって本気で切磋琢磨した戦友であるからだと思います。
正直、私は試合や練習など氷上での部活動よりも、それ以外の場で対話した記憶のほうが思い出に残っています。それくらい、先輩方も後輩も同期とも深く関わり合えたと感じています。
皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします!

引退試合であるインカレを終え、OB戦を終え、歓送会を終え、そして今こうして最後の氷上奮闘記を書き終えることで、私の現役部員としての活動が全て終了するということに感慨深い思いでいます。

「武」を終えた私は、この春から他学部に編入し、大学生活でやり残した「文」に励む所存です。また、OBとして立教大学アイスホッケー部には何かしらの形で携わっていきたいと思いますので、改めまして皆さんこれからもよろしくお願いいたします。

チーム立教に栄光あらんことを!

ありがとうございました。

(2024年3月11日 22時23分)

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