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上級生

岩崎 優(2年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。経営学部国際経営学科2年の岩崎優です。最近、東京では雪も降り気温が急激に下がっているので、体調には十分お気をつけください。

さて昨年12月のインカレをもって、2度目のシーズンを終えました。このシーズンは、昨シーズンよりもあっという間だったと感じます。それだけ忙しくも、充実した生活を送ることができたからでしょうか。そして入部してから約2年が経とうとし、来シーズンから上級生になるということを改めて実感しています。

最近では上級生としてチームを支えるために自分に何ができるのかを考えることがあります。そんなことを考えるきっかけになったのは、12月に行われたリーダースキャンプです。リーダースキャンプとは体育会に所属する全部活の代表者が参加し、部や個人についての議論を通してリーダーシップについて学ぶものです。

私はこのイベントに参加させていただくことになり、アイスホッケー部の課題や自分の強みについて考えました。そして入部してからこれまで、自分がチームに貢献できたことは何かと振り返ると、目立って貢献できていることはないことに気がつきました。自分は部員として必要とされてきたことをこなすだけで、チームに自分から貢献しようとする姿勢はありませんでした。

部活動は自分に刺激を与えてくれる存在で、もちろん前向きに取り組んでいます。しかしこのような結果に至ってしまったのは、何事に対しても衝突を避けようとしてきたからでした。例えば何か決め事をする際、相手と全く異なる意見を持っていたら、大抵自分は雰囲気を悪くさせまいと相手の意見に合わせてしまいます。その場は穏便に上手くいきますが、後に意見が熟慮されていないことに気がつき、間違った決断をしてしまっていたということがよくありました。

リーダースキャンプには、各部活の課題に対して解決策を議論するという機会があります。そこではグループの全員が意見を出し、時には衝突する姿や緊迫した場面が見受けられました。しかしこの衝突から得た新たな視点を基に、より効果的な解決策を導き出すことができました。

この経験を通して、衝突はより良い結論に導き出す糧になると学びました。そして衝突はチームを正しい方向に導くために必要なものです。この学びを部に還元するため、来シーズンでは、衝突を恐れずどんな意見も積極的に伝えること、そして聴くことに注力していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

(2024年2月12日 16時10分)

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