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雑感2023

圃田 樹(2年)

氷上奮闘記をご覧いただき、ありがとうございます。2年圃田樹です。心機一転、2024年を迎える予定でしたが、北陸地方での地震により、素直におめでとうとは言い難い始まりとなってしまいました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。先輩方も氷上奮闘記で書かれている通り、チームはオフ期間に入り、時間的に余裕のある日々を過ごしております。短い挨拶となりましだが、今回の氷上奮闘記では、2年目のシーズンを終え、私が感じた事を題材に書かせていただきます。

2023年は新たな挑戦、成果、そして多くの挫折を経験した年であった。幸先よく白星を挙げることができた試合も、日が経つにつれ差は縮み、シーズン後半は苦しい時間が続いた。格上相手との対戦が多かった私たちにとって、個々のスキルに頼るだけではいつまでも勝つことはできない。また、過去の成功体験を捨て、挑戦者として一戦一戦向き合わなければならない。色々と思う事はあるが、多くの挫折を経験した中で、勝利とは裏腹に、失敗と向き合う事の大切さを痛感した。試合での失敗や敗北は単なる結果ではない。私たちの未熟さ、改善すべき点を示すものであり、自らの失敗を受け入れ、それを認めることがチーム成熟への第一歩になるのだと思う。失敗を認めることは、誰しもためらうものだが、それがなければ次のステップに進むことは難しいと考えている。失敗を受け入れるということは、自分を客観的に評価すると同時に弱点、課題に向き合う機会となる。勝手な解釈だか、失敗を認めることは、弱さではなく、むしろ過去の自分と向き合う勇気ある行動だと思う。

新年を迎え、早くも1ヶ月が経過しました。地震の影響により被災地では日常生活もままならず不自由を強いられている中、私たちは好きなことに打ち込める環境が整っています。当たり前の日常を当たり前と思わず、2024年はさらなる自己成長を遂げ、新たな目標に向かって前進していく覚悟です。そして過去の経験から得た知識を活かし、臆せずそして賢く生きていきたいと思います。支えてくださる皆様に深く感謝申し上げ、共に喜びを分かち合えることを心より願っております。新年のご挨拶のタイミングを逸してしまいましたが、皆さま、本年もよろしくお願い申し上げます。また、皆様にとって2024年が素晴らしい一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

(2024年1月29日 22時16分)

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