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なんでやねん

鈴木 孝輔(3年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。
本年度より副将を拝命致しました。経済学部経済学科3年の鈴木孝輔です。ご挨拶が遅くなってしまいましたが、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

梅雨も明け、本格的な夏を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。猛暑が続き、世間では熱中症が話題に上りますが、どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。

前回の氷上奮闘記では「怪我とアイスホッケー」というタイトルからも分かる通り、アイスホッケーで負った怪我について話してきました。足の怪我も癒え、今年こそは悔いのないアイスホッケー生活を送ろうと奮起しましたが、残念ながら3月に再度怪我を負うこととなりました。出鼻を挫かれた形となり、また怪我の内容が内容だけに、私は「なんでやねん」という言葉が頭の中でぐるぐる回っていました。「なんであの時あのシュートが自分のあの部分にあたってしまうねん」などと、今でも考えてしまいますが、2回目の怪我ということもあり、もはや慣れたもので意外とスムーズに競技復帰することができました。部内では怪我ばかりする人というイメージがついてしまっていますが、なんとかそのイメージを払拭できればと考えております。

さて、今回の氷上奮闘記では怪我についてではなく、「なんでやねん」という言葉について扱えればと思っております。拙い文章にはなりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
よく漫才などで、ボケに対してツッコみをする際に「なんでやねん」という言葉を使います。私自身も関西出身の人間ゆえに、よく心の中で何かしらにツッコみをする際に使用しています。
これは日常生活にとどまらず、アイスホッケーをしている際も同様です。何かしらのプレイで自分がミスをしてしまった、メニューを間違えてしまった時などに心の中で自分に「なんでやねん」とツッコみを入れてしまいます。このツッコみを入れた際に、同時に、「なんでこんなことになってるねん」と軽い自己分析をすることが多いです。なぜこの時自分はこんなミスをしてしまったのか、などのフィードバックをするきっかけになるのが「なんでやねん」という心の中でのツッコみです。
また、スケーティングが速い選手を間近で見た際に、「なんであんな速い動きができるねん」と考えることも多いです。私は大したアイスホッケーセンスを持っているわけではないので、動きを見ただけでできるようになることは不可能です。自分で速い選手の動きの意味を考え、なぜ速くなるのか、どのようにしたら同じような動きを自分の体で再現できるようになるのか、いざ実践してみて、また「なんでこの動きができないねん」とフィードバックを繰り返します。
私にとってアイスホッケーは「なんでやねん」の繰り返しです。この繰り返しの中で、他のプレイヤーと比較するとスピードは遅いですが、私は確実に成長していると実感しております。今後も私は「なんでやねん」の精神をもってアイスホッケーを続けていきたいと考えております。

最後になりますが、OB・OGの皆様方のご尽力により、この部活は成り立っていることを、活動をさせて頂くなかで、日々実感しております。皆様に、より良い戦績の報告ができるようにこれからも精進して参りますので、応援の程よろしくお願い申し上げます。

(2023年8月14日 16時34分)
2024秩父宮杯第71回関東大学アイスホッケー選手権大会
早稲田
10
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立教
0
試合終了
2024/05/05  15:00
ダイドードリンコアイスアリーナ
80th Anniversary

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