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最後の氷上奮闘記

川上 塁(4年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。昨シーズン主将を務めました、法学部政治学科4年の川上塁です。



私は2月初めに行われた八戸国体をもって、学生アイスホッケーを引退しました。現在は、アイスホッケーが軸だった高校大学7年間の青春をやり切ったという清々しい気持ちと共に、楽しい日々を過ごしております。



氷上奮闘記からも今回でお別れとなります。この文章を通して、皆様へのありがとうを伝えられたらなと思います。最後の氷上奮闘記、最後までお付き合いいただけたら幸いです。





早速本題ですが、立教大学での4年間、一言にすると、「私は幸せ者だった」と表現することができます。先輩方に恵まれ、後輩たちにも、OBOGの方々との出会いにも、監督コーチにも、同期にも、結果を残す舞台にも、部活以外での出会いにも、怪我無く引退できたことにも、立教で勝てた思い出にも、引退の舞台にも、他にもたくさんありますが、多くの幸せに恵まれました。


これらの幸せのおかげもあり、立教大学アイスホッケー部での最後の試合を終えた瞬間、人生で一番の達成感を感じることができました。立教大学を選び、アイスホッケーに夢中になってきて本当に良かったな、心の底からそのように思いました。


とはいえ、順風満帆な部活動生活だったかというと決してそうではありませんでした。


新型コロナウイルスの影響や部員不足など、アイスホッケー部に対して常に向かい風は吹いていました。加えて、私自身も、勝てる試合を自分の力不足で落としたこと、大量失点で試合を壊してしまったこと、調子がなかなか上がらず悩んだことなど、思うようにいかず壁にぶつかった経験も多くありました。


そのような苦しい時、誰もが後ろ向きな思考、行動をしてしまう可能性を持っています。例えば、ただ愚痴をぶつけてしまう、自分に考えのベクトルを向けず仲間や外的環境に向ける、問題の本質から目を背ける、マイナスな言葉が口癖になってしまうなどです。


しかし、困難を乗り越えた瞬間は後ろ向きな思考・行動ではなかった、そんな経験を私は高校3年間や大学下級生時代にしていました。だからこそ、大学最後の2年間は、前向きな思考でいることを心がけました。具体的には、自分に考えのベクトルを向け、自分で改善策を考えながら、頼れる人に相談し頼りながらより良い改善策を考える、前向きな思考でいる、ポジティブな言葉を使うなど、これらの方法を続けました。その結果、どんなピンチやストレスがあろうとも、最善の選択をし続け、最善の努力することができたのではないかなと評価しております。


加えて、「明るく前向きな考え方を保つ上で一番大切なのは、仲間である」ということも、立教大学アイスホッケー部で出会った方々が気付かせてくれました。監督コーチ、先輩方、後輩たち、同期、高校からの後輩の上野、カナダに一緒に行ったエリックなど、全ての方が私の支えでした。この出会いは私の一生の宝物です。4年間ありがとうございました。今後もよろしくお願いします!笑


まとめますと、「人生で大切にすべきことを実際に経験し、自分の糧とすることできた、そんな機会を与えてくださった立教大学アイスホッケー部にはとても感謝しています!」このことを心から伝えたい氷上奮闘記でした。





最後に、4年間多くの支援や応援をしてくださった、大学OBOGの皆様、関係者の皆様、保護者の皆様、先輩方、後輩たち、同期、家族、皆様に感謝申し上げます。


4月から新社会人生活が始まりますが、『幸せを引き寄せ、活かし、自分の人生のプラスにできる、そんな「ついてる」ところが自分の強みだという自信』と『立教大学アイスホッケー部をやり切ったという誇り』を胸に頑張っていきたいと思います。


これから先、どんな困難があっても、「明るく、前向きに!」チーム立教で頑張っていきましょう!


4年間ありがとうございました!またどこかでお会いしましょう!


川上 塁

(2023年2月28日 15時22分)

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