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何か1つでも習慣を作り、そして積み重ねよう

圃田 樹(1年)

 氷上奮闘記をご覧の皆さんこんにちは。経営学部経営学科1年の圃田樹です。

 夏も過ぎ、一層秋も深まる季節になりましたがいかがお過ごしでしょうか。私は大好きな金木犀の香りを街中で感じることができ嬉しくてたまりません。授業後は誰もいないキャンパスで1人金木犀の香りを嗜んでから帰っています。そんな金木犀大好き男の私が「習慣」という言葉にフォーカスして綴らせていただきます。稚拙な文章で大変読みづらいかと思いますが、どうか最後までお付き合いください。

 突然ですが、“習慣を変えれば人生が変わる”という言葉はご存じでしょうか?そしてこの言葉の持つ意味は何だと思いますか?“7つの習慣”の著者であるスティーブン・R・コヴィーは、習慣は日常の反復的な行動であり、それは小さな行動であっても長い間積み重ねることで、あたかも生まれつき持ってきたかのような性向として固まってくる。習慣が“第2の天性”だという言葉を残しています。つまり習慣は努力によって作り出すことができ、意思を持って取り組めば自分をそう仕向けることもできるということなのです。この言葉から私が感じ、皆さんに伝えたいことは、“何か1つでも習慣を作りそして、積み重ねよう”と言うことです。もちろん、これから先様々な事を楽しむことも重要ですが、その中でも1日1日に向き合い、1つ1つの習慣を積み重ねていくことが大事だと考えています。私としても“考える”ということを習慣化していきたく、日々の部活動では練習メニューの意図を理解し、リンクの上では常に自分で最適解を考え、判断し、実行しています。しかし習慣というのはすぐに結果が出るわけでもなく、誰からか評価されるわけでもありません。また能力としては意識されないほど小さく静かなものです。しかし、その一方で偉大な力を発揮するものでもあります。他者に及ぼす影響も大きく、立教アイスホッケー部の1人1人が“習慣”を作り、日々積み重ねることができればどうなるでしょうか?私は間違いなくこのチームは今以上の結果を残すことができると思います。そして、活気溢れ充実した部活動になるのも間違いありません。

 このような一見堅苦しく、哲学的要素を含んだ内容は何かと敬遠されがちですが、立教アイスホッケー部だからこそ、このような考えは活きていくと私は思います。他大学とは違い様々なバックグラウンドを持った組織である点、少数精鋭で戦わなければならない点、練習回数に限りがある点、出せばキリがありませんが、これらが“習慣”という第2の天性に複雑に絡み合い、結果としてプラスに働くのです。上手く言語化するのは難しいですが、習慣が自分の目標とする成功への道筋となるのは間違いないでしょう。

 最後に私から1つ。それは、人生はトライアンドエラーの連続だということです。人によっては何度も失敗を繰り返してしまうかもしれません。しかし、そんな時諦めるのではなく、改善するための努力をするという“習慣”をつけて欲しいです。人生は何が起こるかわかりません。どういった立場であれ、後悔しないように1日1日を全うしていきましょう。

 長くなりましたが、ここで私の氷上奮闘記は締めさせていただきます。最後までご覧いただき、本当にありがとうございます。

(2022年11月7日 20時17分)

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