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立教という新たなアイスホッケーチームの姿

久保 光大(3年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは
今年度副将を務めさせていただいている、コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科3年の久保光大です。

今年のチームは、経験者と初心者が半々となっており、例年に比べても特に面白いチーム構成となっています。
この春の期間を通して、チームは様々な壁にぶつかってきました。
まずチーム内でのレベル差がとても激しいことです。B上位のチームと互角の実力を持っている選手から、まだホッケーを初めて3ヶ月の選手がいます。そして昨年に比べての戦力ダウンは認めざるを得ません。実際春大会でも合計2試合で0得点。多くても2点その中で今年は勝たなければなりません。

今シーズンから私が中心となって練習メニューを作っていますが、これほどスキルに差があると、経験者の重点をおいた練習を作れば、初心者にとって練習にならないし、初心者に重点を置いた練習を作れば、経験者からすると物足りないでしょう。そのため4月から7月まではリンクを3セクションに割って、レベル別での練習を行い、それぞれのレベルの選手が充実した練習ができるようになりました。そのおかげで全員のレベルがこの5ヶ月で上がりました。

戦力ダウンをカバーするためにも、選手全員で守り、少ないチャンスで決めきることが重要です。今年度はチームとして多くのミーティングをこなして選手のアイスホッケーに関しての知識を蓄えています。練習前に集まり、練習試合や練習の動画をそれぞれの選手がペアで分析し改善できる点を考えて、それを氷上で実践することを心がけています。この経験者と初心者が共存し、日々お互いを高め合って、格上相手に立ち向かうこの姿こそ、立教のあるべき姿だと思います。

今年の立教は例年位比べると強くはありません。秋リーグも多くの人たちが勝つことを期待していないでしょう。しかしチーム一丸となって勝利に向かって頑張る姿は魅力的であり、今年の立教は誰もが応援したくなるチームになると信じています。そして選手全員が成長している今、秋の立教は春の立教とは別チームになっているでしょう。

(2022年8月1日 20時43分)

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