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4年目、夏

鈴木 翔斗(4年)

氷上奮闘記をご覧の皆さん、こんにちは。
理学部化学科4年の鈴木翔斗です。
梅雨が明け、日差し照りつける暑い夏がやってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

時の流れは早いもので、もう7月末。1年の半分が終わっていることになります。ちょうどこの時期は、学期末考査がありますので、後輩達には、しっかり勉強して単位を取ってほしいと思います。

私個人の近況をお伝えしますと、母校で3週間教育実習を行ってきました。久々に母校に伺い、校舎は自分が在籍していた時と大きく変わっておらず、とても懐かしさを感じました。教える科目は化学基礎で、対象は文系の生徒達でした。一応、後輩に教えるわけですので、緊張していました。

比較的理科が苦手な生徒達に、自分は3週間の実習で何ができるのだろうか、私は化学の現象や概念をわかりやすく教え、化学に興味をもってもらうことを目標にして実習に臨みました。もちろんそれは簡単なことではなく、指導担当の先生にアドバイスを頂きつつ、毎回試行錯誤しながら授業を組み立てていきました。

最終日には、ホームルームを担当していたクラスの生徒の皆さんから色紙を頂きました。
「化学のテスト満点とる!」とか「授業わかりやすかった」など前向きな言葉をもらって内心ホッとしました。
実際の教育現場に立って、様々な経験をさせていただきました。

競技としては、今年からパスやシュートなどのスキルに特化した練習が始まりました。「DFからの攻撃パターンを増やす」というテーマを、同じセットの梶原から与えられ、シュートの威力と精度を上げるため練習に取り組んでいます。目標達成にはまだまだ遠いですが、1つの武器として磨き上げられるよう精進していきます。

我々は、これからサマーカップ、秋の関東大学リーグ戦へと向かっていきます。競技引退まで約半年と迫っている中で、自分は後輩達に何を残せるのでしょうか。技術面なのか、または精神的な部分なのか、自分でも具体的なところまでは考えられていません。
少しでも有意義なものを残せるよう、日々の練習に取り組みたいと思います。

これからも、応援よろしくお願いいたします。

(2021年8月4日 21時58分)

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