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挑戦

吉田 幸久(4年)

 氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。本年度副将を務めさせていただきました、経済学部経済学科4年の吉田幸久です。

 引退から約3ヶ月が経とうとしていますが、私は高校生のクラブチームのコーチをしており、週2回ほどはアイスホッケーをプレーしていたため引退をした実感があまりありませんでした。しかし、最後の氷上奮闘記を書いている今、引退をひしひしと感じております。
 
 さて、少しだけ競技人生を振り返るとアイスホッケーに対しての考え方や取り組み方が変わったのは大学の4年間だと感じております。小学生の頃は父親に連れられ泣きながらスケートを練習し、試合の後はいつも長時間にわたる反省会が開かれ毎日のように泣いていた記憶があります。中学、高校は柔道部での活動が忙しく、ただ練習に参加しているだけのような形でした。このように、大学入学前は言われた事をやるというような受動的な取り組み方でしたが、立教大学体育会アイスホッケー部に入部し、選手主体で伸び伸びと行動できる環境で4年間を過ごさせて頂いた結果、誰かに言われてやるのではなく自分で考えて行動する事の大切さや、自分の行動に責任を持つことの大切さを学びました。

 話は変わりますが、タイトルの「挑戦」の意味である私の引退後の生活を少しだけお話しさせていただきます。
 引退してからも現役の時と変わらずウエイトトレーニングに励み、毎日ジムに通って体を鍛えています。また、引退してから社会人になるまでの数ヶ月間、何かに挑戦したいと思い、現役の時から興味があった「フィジーク」という肉体美を競う競技に挑戦する事を決意し、3月20日の大会に向けて励んでおります。
また、4月から社会人になるにあたり、立教大学体育会アイスホッケー部で培ったものを活かし、何事にも挑戦し続けたいと思っております。
 
 最後になりますが、小学生の頃から憧れた歴史ある立教大学体育会アイスホッケー部の一員として4年間を過ごせた事をとても誇りに思います。
優しく、時に厳しく指導してくださった部長先生や細谷前監督、大友監督、コーチの方々、OB・OGの皆様、マネージャー、頼りになる先輩や頼もしい後輩には感謝してもしきれません。この場を借りて御礼申し上げます。
このような状況がはやく収まり、いつもの日常、そして現役部員達が思う存分活動できる日が1日でも早く来る事を願っております。

(2021年2月22日 14時27分)

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