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自宅警備 

梶原 大聖(3年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。新3年生になりました、梶原大聖です。
現在、世界中で新型コロナウイルスが流行しており、我々アイスホッケー部は活動をすることができない状況にあります。このコロナウイルスの影響で、今年社会人になる先輩方の歓送会、卒業式が中止となり、顔も合わせる事が出来なかった事や、春の大会が中止になってしまい、とても辛い思いです。

 今回は部活動が中止になっている今の生活での私の心境の変化についてお話したいと思います。
 私の今までの生活スタイルを一言でいうと携帯依存症でした。今もそうだと思います。しかし、考え方は間違いなく変わり、行動もそれに伴い、変わっている最中であります。私はSNSやYouTubeを見るのが好きで、家にいる時は1日中画面に向かっているのが習慣であり、それを特に気にもせず21歳まで生きてきました。

しかし、この期間中にある記事に出会い、考え方が変わりました。その記事の「他人の時間を生きるな」という言葉に感銘を受けたのです。1日のほとんどの時間を他人の生き方を見るだけの時間に費やしている事に初めて気づき、自分の生活スタイルを記録し、客観視する事による分析をしました。この分析を通して、ダラダラとSNSやYouTubeを見る時間を確保するために多くの時間や生活習慣を犠牲にしていた事がわかりました。本当に自分がやるべき事を整理できていなくて、何となくで毎日過ごしていたのが原因だったと思います。このままでは一度きりの人生を無駄にしてしまうと危機感を覚え、良い生活習慣を日常に組み込むことや、常に自分を客観視できる習慣を身につけるための方法を考え、試しています。この期間中での生活は初めての事が沢山あって、色々な気づきが次々と出てきます。

今までのような部活動と遊びが主体の生活も、楽しいという点ではとても充実していましたが、その場の楽しさだけを重視するのではなく将来の自分を見据えて計画を立てながら、沢山の事に挑戦する生活も楽しくて充実していると実感しています。

 まだまだコロナウイルスの収束の目処は立っておらず、大変な時期は続きますが、不幸な状況ながらもその中で部活動の再開に向けて良い準備が出来ていると感じています。秋リーグでは最高の結果と試合を見せる事が出来る様にチーム一丸となって、この危機を乗り越えられるよう精進いたします。これからも応援の程よろしくお願いいたします。

(2020年4月20日 12時48分)

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