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上床 穏(4年)

 氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。本年度主将を務めておりました、社会学部社会学科4年の上床穏です。

2月の中旬から新チームが始動しているとの事ですが、私は部活動のない生活に少し違和感を抱きながら生活しております。
引退までは、我がチームの練習に加え他大学にビジターとして参加するなど、ほぼ毎日練習をしていましたが、引退後の生活は以下のようになっております。

11:00 起床
12:00-17:00 ゲーム
17:00-19:00 ジム
20:00-27:00 ゲーム
27:00 就寝

このように部活動を引退した後は、ゲームに熱中するという、堕落した生活を送っております。このような生活を送っていると4年間の部活動の有意義さを認識させられます。
また現在はアメリカに旅行中で、理解できない英語に対して苦笑いで誤魔化して、なんとか生き延びています。
 
さて、今までの競技人生を振り返えると、立教大学でプレーした4年間は、アイスホッケーに取り組む姿勢が大きく変化したと感じます。大学で競技をするまでは、受け身の姿勢でした。今までは、ただ目の前の練習をこなし、練習以外では努力などする事もなく、正直アイスホッケーはあまり好きではありませんでした。

競技に対する姿勢が変化するきっかけとなったのは大学1年生の時でした。入部後すぐに試合に出場する事ができましたが、大学リーグのレベルについていけず、ほぼ全ての失点に絡んでしまい、チームの足を引っ張っている状態でした。この状況を通して、今までの競技に対する自身の姿勢に大きく後悔しました。
この経験から自分は競技を通して何を成し遂げたいのか、どのような人間に成長したいのかなど、目標や志について考えるきっかけとなりました。

私自身について考えると、今までの人生の中で目標を立てる事はありましたが、目標を立てるだけで、達成できた事はなく、目標に対して妥協する癖がついていると感じました。
私は目標に対して妥協しない人間になりたいとの思いで部活動に取り組む事で、主体的に部活動に取り組むようになり、今までとは違った視点で物事を捉えられるようになりました。また、今までの人生で"努力"という言葉は正直好きでは無かったのですが、大学生活を通して努力の重要性と、努力をする事を通して日々成長していく喜びを感じるようになりました。

私が多くの事を学び、考えや物事に対して取り組む姿勢が変化したのも、選手が主体になる場面が増える大学スポーツである事や未熟な私に多くのチャンスを与えてくれた立教大学体育会アイスホッケー部だからこそだと思っております。立教大学体育会アイスホッケー部で4年間過ごせて、心から良かったと感じております。

最後になりますが、この場をお借りして、部長先生、監督、コーチ、OB・OGの皆様をはじめ、4年間お世話になりました方々に御礼申し上げたいと思います。競技を続けるチャンスを与えて頂いた事や、ご支援とご指導を頂きました事に大変感謝しております。

来年度も変わらぬご支援とご指導のほど宜しくお願い致します。

(2020年3月2日 11時32分)

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