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入れ替え戦での経験

伊与久 純平(2年)

氷上奮闘記をご覧の皆さん、こんにちは。立教大学社会学部現代文化学科二年の伊与久純平です。
季節は冬となり、肌に刺す寒さに身も心も縮むような日々を過ごしております。身体の方、御自愛ください。

チームでは、先日の上智大学との入れ替え戦が今シーズン最後の公式試合となりました。結果は9-1の快勝です。ベンチにいる選手が全員出場したことや、岡嶋さんの最終戦での公式試合初得点は、チームを鼓舞すると同時に、メンバー全員を笑顔にしました。
今期は選手に怪我が多くトラブルが絶えないシーズンだったので、最後の試合で全員で一丸となって戦えたことが何より嬉しく思いました。

私は、先日の入れ替え戦で公式戦出場を経験させていただきました。大学一年生の時、アイスホッケーを始めたあの瞬間から憧れていた試合という舞台で一選手としてチームメンバーと共にフィールドに立てた喜びは何事にも代え難いものです。そして他の選手は力足らずな自分を励まし、支えてくれました。
私が今回の経験で学んだことは三つあります。一つ目はやはり自分の未熟さです。特にスケート技術では相手の選手についていけない場面があったので、一般滑走に行き技術の向上を図りたいと思います。二つ目はフィールドで仲間とともに戦う楽しさです。試合という練習とはまるで違う景色に慄き、緊張を感じていましたが、その緊張をほぐしてくれたのは先輩方の、「思いっきりやれ!」という言葉でした。三つ目に学んだことは、自分が自分で思っているより負けず嫌いだったということです。相手の選手に一対一で勝てなかったときや、パスを通されてしまった時に自分でも計らずに悔しいと感じました。常に自分より上手な選手を相手にしており、負けっぱなしの現状の中でこの気持ちに気付けたことにより、自分の中の情熱を再確認できました。

チームの成績は、リーグ戦二勝。最終順位は5位でした。これは掲げていた"リーグ戦一勝"という目標を上回る結果となり、チームのスローガンである"Change"を達成したと言えると思います。
四年生の上床さん、岡嶋さん、小島さん、四年間本当にお疲れ様でした。まだまだ未熟な私ですが、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

(2019年12月23日 13時44分)

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