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秋リーグに向けて

竹高 成嘉(3年)

氷上奮闘記をご覧の皆さまこんにちは。
前回の氷上奮闘記は佐山君が部活を辞めようとしてた時について書かいていましたが、その時私は何回も必死に止めたのを覚えています。今では辞めようとしていたことも感じさせず活躍している彼のことを尊敬している、法学部国際ビジネス法学科の竹高です。
朝、晩の気温と日中の温度差があり、体調を崩しやすい時期です。体が丈夫なことが取り柄の私も風邪を引いてしまいました。皆さまも体調管理には充分お気をつけください。


さて私たちは、8月31日から、9月9日までの間北海道へ合宿へ行って参りました。
私が北海道へ行くのは大学に入ってから3回目であり、もうあと1回しか夏合宿が無いと考えると、月日の経つ早さに驚かされます。
今回の氷上奮闘記では、私事かつありきたりではありますが、ここまでの立教大学アイスホッケー生活の中で印象に残っている出来事を3つ程、振り返ってみたいと思います。拙い文章で読み辛いとは思いますが、付き合っていただけたら幸いです。

まず1つ目は春の秩父宮杯です。
春の秩父宮杯の東洋大学戦で初公式戦で初ゴールを決めたときの嬉しさと、足が攣ってしまった時の恥ずかしさは今でも覚えています。
周りの人からは初ゴールの祝福の連絡よりも、足が攣ってしまったことへの説教の連絡の方が多かったです。
そして同大会の最終戦である専修大学戦では、怪我人が続いていたこともあり、細谷前監督から「3ピリはベンチに帰ってくるな」という指示がありました。
この指示にはとても驚かされましたが、それほど人数がおらず厳しい状況だったのだと思います。

2つ目は1年目の夏合宿で大怪我をしたことです。
その大怪我により私の伸びに伸びきった鼻はポッキリと折れてしまいました。怪我をする直前は正直大学ホッケーを舐めており、またアイスホッケー自体楽しくなく感じていました。ただやらされている環境で、ただ漠然とやっているだけの自分が嫌になっていた時期に、選手生命が終わってしまうかもしれない大怪我をしてしまいました。
その経験は私のホッケー人生において1番の出来事であり、本当にあの試合、あのシフトを後悔しています。ただあのまま私がアイスホッケーを続けていても、成長はなかったと思います。後悔もしているし、自分を見直させるきっかけとなったあの怪我はとても大きなものとなりました。

3つ目は、去年の秋リーグ戦です。
怪我から復帰したシーズンで私はあれだけの成績を残せるとは正直思ってもいませんでした。去年の秋リーグで残せた成績は全て、アイスホッケーの神様が僕にくれたプレゼントだと思っています。
チームの為に、チームの勝利の為にひたむきにアイスホッケーをした結果、個人としてそのような結果を残せました。
ただチームとしては勝てず、連敗を止めることはできませんでした。
やはり個人でいくら得点を取ろうとも、チームの勝利の喜びに、勝るものはありません。
去年チームを勝たせることができなかった悔しさは本当に忘れることができません。今でも寝る前に、二巡目の神奈川大学戦でPSを外したシーンを思い出すことがあります。


さて、今までの私の大学ホッケー生活を考えてみると、涙をたくさん流してきたように思います。そのなかでも嬉し涙はなく、悔し涙を数多く流してきました。
今年こそ、リーグ戦の連敗を止め嬉し涙を流したいです。


  今、チームの現状として怪我人が多い上に、チームがチームとして機能していないように感じます。チームとしての共通意識が少なく、1人1人が自分がやりたいようにプレーをし、バラバラにプレーをしています。アイスホッケー部の部長である石川先生の言葉をお借りすると、僕たちのチームはチームではなくグループであると思います。
私たちがリーグ戦で戦う相手は、自分達よりも技術が高く、自分達よりも練習をしています。その相手達に勝つことは生半可なことではありません。そこに勝つ為にはどこかで秀でてる必要があります。その必要な部分として選手間の共通理解を高めることがあると思います。あの選手はきっとこう動くだろう、あの選手がこう動いたらこう動こうという、連動した動きが必要になると思います。
またこの部分は今のチームにおいて、最も足りない部分でもあると思います。
そこを埋める為にはミーティングが必要不可欠であると思います。しかし、今ミーティングをしても、経験者だけがものを言い、未経験者は未経験者だからと何も言わなくなってしまうと思います。そこのでのギャップも僕らがチームになりきれていない要因かもしれません。また、そのような環境にしてしまっていることが非常に悔しいです。
1つのプレーに関して、未経験者、経験者問わず妥協せず、話し合うことができる環境を整えることが、経験者であり上級生である私の責任であると思います。
「全員がアイスホッケーに打ち込める環境に。」
シーズン最初に掲げたこの目標を忘れずに、リーグ戦一勝に向け、もがき続けたいと思います。

私もそうですが何かをしようとする前に人は、
「これに時間をかける必要はあるのか。」
とか
「これは無駄なことではないか。」
などと考える時があると思います。
でもそれが本当に必要なことであったかどうかは、全力で行なって初めてわかるものなのだと思いました。それが自分にとって必要なことかどうかは、やる前にもわからないし、中途半端にしていてもわかりません。全力でそのことと向き合って初めて、自分に必要かどうかがわかるのだと思います。
なのでやる前から何もかも諦めるのではなく、まず全力でやってみようと私は思います。

  長々と読みづらい文章にお付き合いいただきありがとうございました。今年こそはなんとしてもリーグ戦連敗を止め、インカレベスト16の目標を達成したいと思います。

  8月から9月に行われた夏合宿及び第20回大学アイスホッケー交流戦に際し、差し入れやご声援をくださったOB・OGの皆様、父兄の皆様、またご指導賜りました高橋啓二さん、本当にありがとうございました。
ここ最近、リーグ戦の良い報告ができていませんが、今年は良い報告ができるようチーム一丸となり戦っていきたいと思います。
これからも変わらぬご指導とご声援のほどよろしくお願い致します。


【2019年度関東大学アイスホッケーリーグ戦】
次戦のお知らせ
9月29日(土)20:00vs専修大学
@ダイドードリンコアイスアリーナ
  
選手一同勝利の為に頑張ります。ご声援の程宜しくお願い致します。

(2019年9月17日 10時45分)

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