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刺激的な時間

田中 靖人(4年)


氷上奮闘記をご覧の皆さま、こんにちは
現代心理学部映像身体学科4年の田中靖人です。

ちょうど1年ほど前、この氷上奮闘記で映画を撮るゴーリーと自己紹介をさせて頂いたのですがどなたか覚えていらっしゃるでしょうか。

あれから時間もたち僕はつい先日、卒業制作の試写を行いました。制作において細部までこだわったつもりだったのですが、実際観てみると登場人物の心の内がほんのり伝わるだけで改めて人に何かを訴えかける難しさを感じています。


振り返ってみると僕らのアイスホッケー部での4年間は様々な感情と共にありました。
楽しさ、悔しさ、惨めさ、怒り、緊張、恐怖、興奮、期待、絶望、その他の言葉では言い表せないたくさんの衝動に覆われて、良くも悪くも退屈することの無い4年間であったことを幸せに思います。


誰かの受け売りですが、その日その日の自分に満足して生きれるかは「こうなりたい」ではなく「こうありたい」が大切だと言います。将来的な目標を設定するのも重要ですが、それよりもどんな時であっても自分はこういう人であり続けたい、ここだけはずっと譲りたく無い、この物差しを自分の中に持つことで、今の自分に対して正当な評価をしてあげられるようになるそうです。


今思えば、熊本のど田舎でカブトムシをとって騒いでいた高校生の、大学卒業時にこうなりたいという理想からは随分と逸れたところにいる気もしますが、この4年間自分はこうありたいという信念には忠実に生きられたのではないかと思います。


最後に、これまで指導してくださった監督、コーチの皆様、応援していただいたOB、OGの皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました。

(2019年3月4日 15時6分)

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