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近未来エースたけたかまさよし

竹高 成嘉(2年)

みなさんこんにちは!立教大学アイスホッケー部、近未来エースことたけたかまさよしです。近未来の定義もいつエースになれるかもわかりませんが、エースになる日を夢見て日々の練習に励んでいます。

  また前回、前々回と内容がすごく良かった為、とてもプレッシャーを感じています。内容など読みづらかったりするかもしれませんが、温かい目でお読みください。


  今回私は怪我についてと、日頃考えていることについて書かせていただきます。

  私は、先月行われた秩父宮杯の日本大学戦より、試合に復帰することができました。怪我をした当初よりも2ヶ月早い復帰となり、復帰した喜び、また怪我をしてしまうのではないかと恐怖心、様々な感情が入り混じった中での試合復帰となりました。結果アシストを記録することもでき、とりあえずは安心の復帰戦とすることができました。ようやく、立教大学アイスホッケー部の一員に戻ることができたと思っています。まだまだ、怪我をする前に戻ったかと言われればそうではありませんが、秋リーグまでには怪我する以前の状態に持っていき、チームの勝利に貢献します。


    私は怪我をし、経験したことのない、様々な感情に出会うことができました。怪我をした当初、チームの練習を見に行くだけで辛く、試合に行っても何もできない歯痒さ、怪我をしてしまった自分への葛藤など、ネガティブな感情に呑み込まれてしまっていました。選手でもなく、マネージャーでもない特殊な怪我人という立場に、この部活内に自分の居場所が無いのではと思ったことも多々ありました。そんな時に前キャプテンの野尻さんからお叱りを受け、その時に初めてチームのために何かできないか、チームの一員として何ができるのかと考えることができるようになりました。そしてその時チームのためにできる事として声を出す事があるという様に気づくことができました。

    2月にあった野辺山合宿から氷上に乗れるようになった時は、初めてスケートを履いた幼稚園の頃の気持ちに戻ることができ、忘れていた気持ちを思い出すことができました。そして徐々に出来ることが増え、アイスホッケーが楽しくてたまらなく、氷上練習の日を、遠足を待つ小学生の様に待ちわびていました。

   アイスホッケーを嫌いになりかけたところからまた、アイスホッケーを大好きになることができました。

   まだ怪我をしてよかったという様には思えませんが、将来自分のアイスホッケー生活を振り返った時、「あの怪我があるから今の自分がいる。」と思える様に、これからもアイスホッケーと真摯に向き合っていきたいと考えています。

        「アイスホッケー好きですか?」

   好きこそ物の上手なれ。好きなものだから、辛い練習もがんばれる、きつい時にも歯をくいしばることができる。好きな事だから勉強もする。私はそう思います。

  アイスホッケーのどこが好きなのか、それは一人一人違うと思います。でもアイスホッケーが好きという気持ちは、競技をする上で最も大事なのではないでしょうか。

  私は怪我をした事で、アイスホッケーが本当に好きなのだという事を再認識することができましたが、他の人はどうなのでしょうか。もしかしたら、今日の練習めんどくさいなとか、ダッシュしたくないなとか考えているかもしれません。アイスホッケーを好きという気持ちが曇りかけてはいないでしょうか。アイスホッケーを始めてから、楽しいと思えた時が必ずあると思います。

  初めてゴールを決めた時、足が速くなったと実感した時、一対一で相手を止めた時など様々だと思います。その気持ちが、辛い時や、壁にぶつかった時の原動力となると思います。

  辛い練習の時に苦しい表情をし、暗い雰囲気でする練習、辛い練習の時こそ、声を掛け合い明るい雰囲気でする練習。同じ練習メニューでも、その練習をした後の達成感、充実感は大きく異なると思います。私は辛い時こそ楽しむべきで、声を出し雰囲気を明るくする必要があると思います。また辛い時こそ自分が成長できるチャンスだと考えれば、苦しい時でも粘り強く頑張ることができます。

    ただ「楽しむ」ことと「ふざける」ことは違いそこが難しいところだとも感じていますが、楽しく明るい雰囲気で練習を出来ればアイスホッケーを好きになってくれるのでは無いでしょうか。

    練習1つ、1つを全力で取り組み、1回、1回真剣勝負をするアイスホッケーを楽しみながらこれからも日々の練習に励んでいきたいと思います。


今年の2月の合宿から新チームは始動しました。練習の雰囲気は活気があり良いものだと感じており、栄養セミナーを開いていただき、食に関する意識が変化したり、ウエイトをする選手も去年に比べ多くなったように思います。

しかし先月行われた秩父宮杯では勝つこともできず、4試合合計、4得点、45失点と課題が多く残る大会になりました。 昨年に比べ、チームの雰囲気も良く、選手の意識も変わりつつありました。昨年よりも経験者の人数も増えました。それでも勝つことはできない、それが今のチームの現状です。このチームの現状を受け入れ、個人、チーム共に秋に向けて成長していければと思います。


   先月の秩父宮杯におきまして、沢山の差し入れ、また声援をくださったOB、OG、父兄の皆様本当にありがとうございました。目標であった勝利には届きませんでしたが、秋には勝った姿を見せることのできるよう、時間を有効に使える夏に、チーム力の底上げをしたいと思います。またサマーカップそして秋リーグの際にもリンクに足を運び、応援していただけたら幸いです。


最後に新入生歓迎会及びOBOG総会のお知らせを致します。

6月2日(土)
12:00 OBOG総会開始
13:30 新入生歓迎会開始
場所:立教大学セントポールズ会館1階松本楼

お忙しいとは思いますが、出席していただけると幸いです。


(2018年5月17日 15時49分)

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