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引退を迎えて

鈴木宅馬(4年主将)

 本学アイスホッケー部ホームページをご覧の皆様、こんにちは。
本年度主将を務めて参りました、社会学部メディア社会学科4年の鈴木宅馬です。

 昨年3月に新体制の下で活動を開始しましたが、あっという間に1年という時間が過ぎ、心惜しくも学生最後のシーズンを終えることとなりました。本年度は「秋季リーグ戦優勝」という目標を掲げながら、5勝5敗の3位という結果に留まりました。しかしながら、昨年9月に行われた苫小牧市での大学交流戦セカンドステージでは初優勝、先日のインカレでは十数年ぶりの一回戦突破を果たしました。特にインカレでは2年連続で本戦出場しながら初戦敗退という苦杯を喫しており、感慨深い一勝でした。
 
 本学に在籍した4年間では大きな成長を与えて頂き、振り返れば語りつくせないほど多くの方々のご厚意によって、ここまで活動を行ってこられました。今思えば、私が立教大学に進学を決めたのは運命であったように感じます。
5年近く前の話になりますが、高校3年次生であった2007年に本学でのアスリート選抜入試制度の導入を側聞し、進学先のひとつとして考え始めました。大学案内を細見しているうちに本学の魅力に惹かれ、当時から進学先としては社会学部さらにメディアの勉強ができる学科にのみ関心があったため本学は最適な進学先であると感じておりました。
自由選抜入試で合格通知を頂いた時には本当に感涙しました。清水高校の高橋監督をはじめ、付きっきりで英語、小論文の指導をしていただいた先生方には大変感謝しております。また、試験当日まで駆けつけて頂いた細谷監督には入学前から大変お世話になりました。

 アスリート選抜入試1期生である私の学年は本当に恵まれた代であったと思います。アイスホッケー経験者が6名といった戦力的な面でもそうですが、人物的にも非常に個性に富んだ同期でした(だからアスリートで4人も合格したのかもしれないですね…)。マネージャーの4名も例年より人数が多く、常にプレーヤーを支え続けてくれました。同期10名ということで苦労したこともありましたが、10名全員で楽しい時間を過ごしたことのほうが多かったように感じます。

 最後になりますが、監督、OB、OG、本学関係者の皆様には多大なご迷惑とご不安を与えた代であったかと存じますが、4年間ご指導、ご支援頂き誠にありがとうございました。来年度以降はOBとして本学一層の発展に尽力していきたいと存じます。特に、本学は部員数の減少に伴い、試合に勝つための練習量を保持する部費の減少が問題となっております。立教大学アイスホッケー部での活動を志す高校生の支援とともに私の4年間の経験をアドバイスできれば幸いに存じます。


後輩たちのさらなる活躍を願って

(2012年1月20日 16時44分)

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