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現状

中舘 慎太朗(2年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。
経営学部国際経営学科2年の中舘慎太朗です。寒くなりつつありますが、いかがお過ごしでしょうか。今回は、現在のアメリカでの挑戦と、思いについて書かせていただきます。
今、私は秋学期を休学し、それに伴い部活動も休部という形を取っています。理由は、ジュニアリーグでのプレーに専念するためです。現在は、アメリカ2部にあたるNCDCというリーグの Boston Junior Rangers に所属しています。ここまで全試合に出場させてもらい、パワープレーにも入っています。
渡米の目的は、単に上のリーグに上がりたいからというだけではありません。一番大きいのは、将来の選択肢としてホッケーを選ぶのか、学業・就職を優先するのか、その答えを自分の中でハッキリさせたいという思いです。このまま日本でプレーを続けていれば、いずれ就職活動が始まり、どこかのタイミングでホッケーを諦めざるを得ない瞬間が来るだろうと感じていました。その仕方ないからやめるという終わり方だけはしたくなく、だからこそ、一度環境を変え、ホッケーだけに集中して自分がどこまで通用するのかを挑戦するため休学を決めました。
もちろん、順調なことばかりではありません。リンク外では、文化や常識、生活習慣の違いに驚くことも多くあります。買い物ひとつとっても日本とは違いますし、英語も完璧ではないので、細かいニュアンスが伝わらず悔しい場面もあります。リンクの上でもプレーの選択や、リスクの取り方など、日本とは常識が違う部分が多く、最初は頭で分かっていても体がついていきませんでした。
それでも、手応えがないわけではありません。まだまだ足りないながらもポイントを重ねることができており、コーチからの信頼も確かなものになってきました。フィジカルの使い方やパックの運び方など、自分のプレースタイルも少しずつ確立されてきている感覚があります。一方で、このレベル以上で結果を出し続けなければ、本当にホッケーを選ぶ覚悟は持てないとも感じており、毎試合が自分への本気の挑戦のようです。
シーズン後半の目標は、今いるチームで存在感をもっと強めること、そしてチャンスがあれば、より上のレベルで経験を積む機会をつかむことです。そのうえで、ホッケーで生きていく道をどこまで現実的なものにするかを、この一年の中で見極めたいと思っています。最終的にホッケーを選ぶにせよ、学業を選ぶにせよ、本気で挑戦したと胸を張って言える状態で次のステップに進みたいです。
最後になりますが、これからも、氷上で全力を尽くしていきますので、引き続きご声援のほど、よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(2025年12月15日 15時0分)
第98回日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)
立教大学
 
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九州大学
 
試合予定
2025/12/24  16:00
東大和スケートセンター
80th Anniversary

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