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障壁

大竹 健太(1年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。異文化コミュニケーション学部、異文化コミュニケーション学科1年の大竹健太です。季節はもう冬に移り変わり、紅葉の落ち葉で街中が覆われている頃かと思います。皆様いかがお過ごしでしょうか。

夏の合宿からはや3ヶ月、深夜の練習や、自分の運転で向かう練習にもなんとか慣れてまいりました。また、チームにも少しずつ馴染むことができ、チームと過ごす時間が日々の楽しみになっています。このような時間を過ごすことができたのも、途中から合流した私を快く受け入れてくれたチームのおかげだと感じております。入部以前は、厳しい上下関係や、厳格なルールなど今までになく大変な生活が待ち構えていることかと思っていました。しかし、現実は全く異なり、とても優しく、親切な先輩や同期に囲まれ毎日とても充実した時間を過ごすことができております。
タイトルにもある通り、私は日々高い”壁”に直面しています。練習の度に感じる先輩との高い壁。また、他大学の試合を観戦している際に感じる、ライバルゴーリーとの壁。1年生ながら、毎試合躍動をし、チームに貢献する同期との差。ホッケーに関われば関わるほど、その差や、高い壁を痛感しております。これら全ての壁は、目標としている”スタメン”を勝ち取るために、必ず乗り越えなければなりません。乗り越えられそうで、乗り越えられない。諦めようと思ったらいつでも諦められる。そんな障壁に毎日必死に食らいついています。
一時期は、この壁と向き合うことが嫌になってしまうこともありました。ベンチの外から試合を観戦するだけで、チームへの貢献ができず、どうしてもこの壁に立ち向かう術や、チームの中での自分の存在意義を見つけることができずにいました。そんな逃げる姿勢を見せ始めていた頃、同期の#6小野寺が監督に自ら打診をし、チームから学生ドアマンとしてのチャンスを与えられました。路頭に迷う中、ハッとさせられました。自分にもチームに貢献する術があるということ。また、高い壁が立ちはだかっているからと言って、壁から逃れてはいけないということ。立ち向かうからこそ成長があり、そこには助けてくれる仲間がいるということです。とても抽象的で少しくさい文章になってしまいましたが、自らに立ちはだかる大きな壁に日々挑戦し続けると、強く心に決めた瞬間でした。
最後に、こんな自分でも全力でサポートしてくれる人がたくさんいること、この環境全てに感謝をし、日々の練習に真摯に向き合ってまいります。そして、いち早く試合に出場し、シュートストップや、シャットアウトという形で貢献できるよう全力を尽くしてまいります。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。今後とも立教大学アイスホッケー部へご声援の程、どうぞよろしくお願いいたします。

(2025年12月4日 15時0分)
第98回日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)
立教大学
 
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九州大学
 
試合予定
2025/12/24  16:00
東大和スケートセンター
80th Anniversary

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