氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。文学部教育学科4年の鈴木章史です。朝夕の涼しさを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私自身、4年生となり大学アイスホッケー引退まで残り3ヶ月です。しかし、引退の実感が全くなく、来年度も立教大学アイスホッケー部の一員としてアイスホッケーを続けたいという気持ちです。
現在、立教大学アイスホッケー部は秋リーグ戦のファーストリーグを終え、2位でセカンドリーグへの進出を決定しました。来週から始まるセカンドリーグでは、ファイナルリーグまで勝ち点が持ち越されるため、1試合も落とすことができない厳しい戦いが続きます。目標である「1部Aグループ昇格」を達成できるかどうかは、セカンドリーグでどれだけ勝ち点を積み上げてファイナルリーグに臨むかが鍵となってきます。最初の3試合では、1部Aグループの2チームと大東文化大学の格上相手との対戦が続きます。この3連戦で勝ち越すことはもちろん、3連勝で勢いをつけ、そのままファイナルリーグまで駆け抜けられるように全力を尽くします。
近況報告と少し関連する部分もありますが、今回のタイトル「重圧」についてお話しさせていただきます。結論から申し上げますと昨年「1部Aグループ昇格」を達成できなかったのは、私の実力不足でありセカンドリーグ初戦を落としてしまったことです。結果論になりますが、初戦である日本体育大学に勝っていれば、2位で「1部Aグループ昇格」を達成していました。この敗戦は今でも記憶に残っており、今後も忘れられない試合として心に刻まれると思います。今シーズン1部Aグループで戦えなかったことへの申し訳なさ、4年間で1度も1部Aグループで戦うことができなかった悔しさと複雑な感情が交錯しています。この感情を抱いて始まった大学最後のシーズンでは、春には出場機会が恵まれず、自身の実力不足やチームへの貢献に悩みました。また、ベンチメンバーとして引退が近づいているのではないかと不安を抱える日々、組織マネジメントが上手くいかず、常に問題に直面しなければならない日々が続き、春の大会から夏のオフが始まるまで、これまで大好きだったアイスホッケーが義務のように感じました。
夏のオフが始まると、毎日のように考えていた部活動の時間を自分に使えるようになったため、1週間の旅行に出かけました。行きたい場所に行き、食べたいものを食べるというストレスのない旅行を楽しむことができ、素晴らしい気分転換となりました。これを機に、アイスホッケーをしたい、苫小牧に早く行きたいという気持ちが芽生え、オフ前まで義務のように感じていたアイスホッケーが再び大好きになりました。
苫小牧合宿と夏の交流戦では、練習と試合を重ねる中で成長を実感し、4年間で最も良い状態で夏合宿を終えることができました。そして、迎えた最後の秋リーグ戦では春大会よりも出場機会に恵まれ、与えられたプレー時間を活かして毎試合結果を残すことができています。また来週には、セカンドリーグの初戦が迫っています。先発として出場できるかどうかはまだ不明ですが、試合に出場した際には勝利に貢献し、チームに勢いを与えたいと思います。さらに、1年間抱えていた複雑な感情を解消し、重圧を乗り越えます。
稚拙な文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今後とも応援の程よろしくお願いいたします。