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武器

立石 優羽(3年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。経営学部経営学科3年の立石優羽(たていし ゆう)です。9月に入り少しずつ秋が近づいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて今回の氷上奮闘記では、私のアイスホッケー人生を『自分の武器』という観点から振り返っていきたいと思います。

まずはじめに、小・中学生時代を振り返っていきたいと思います。私の所属していたチームは、とにかく走り込みをするチームで、氷上と陸上の両方でハードな走り込みを行っていました。当時はそれがとても辛く、楽しくないと感じることも多々ありましたが、この練習を乗り切ったことで、スピードとスタミナを身につけることができました。

次に高校生時代です。高校に入るとまわりのレベルは格段に上がり、まったく試合に出場することができなくなってしまいました。私はまわりに置いていかれないようにいろいろな技術を身につけようと頑張りましたが、結局1年目はほとんど試合に出場することなく終わってしまいました。そこで私は2年目から、何か新しいものを身に付けることを一度諦めて、自分の足の速さを最大限活かすために、とにかく走り回って相手にプレッシャーをかける役割に専念することにしました。その結果、2年目からは2セット目で試合に出場することができるようになりました。この時に、小・中学生の時に辛い走り込みを頑張って乗り切ってよかったと心から思えました。このプレッシャーをかける速さは今でも私の1番の武器になっています。

最後に、大学に入学してから現在までを振り返っていきます。大学に入って1年目も高校時代と変わらずプレッシャーをかける役割に専念することで、1セット目で試合に出場することができていました。一方で、チームは得点力不足という課題を抱えていて、なかなか試合に勝ち切ることができませんでした。そして、そのような状況で迎えた夏の大会は初戦敗退という結果で幕を閉じました。とても悔しかったことを今でも覚えていますが、一番記憶に残っているのは、負けた日の夜に当時の4年生から「今後はお前がこのチームのスコアラーにならなければいけない」と言われたことです。当時の私は苦手なシュートからずっと逃げていて、自分が納得するまでシュートの練習をしたことなんて一度もありませんでした。しかしこの時、4年生の期待に応えたいという気持ちから、シュートを徹底的に練習する覚悟ができました。他の人に言われて動いた形にはなりましたが、逃げていたものに向き合った自分を今は褒めたいと思います。

そこから現在まで、私はシュートを中心に練習してきました。もちろん他の練習もしていますが、シュートの練習に一番時間を割き、自分が納得のいくシュートを打てるように日々努力しています。今後もシュートの練習を継続し、足の速さと正確なシュートという二つの武器で、得点を量産できる選手になれるように頑張りたいと思います。


最後までご覧いただきありがとうございました。

(2025年9月8日 15時0分)
第26回 大学アイスホッケー交流戦苫小牧大会 セカンドステージ
立教
5
×
立命館
2
試合終了 G#17 磯崎 A#28 児玉
2025/09/07  12:00
nepiaアイスアリーナ
80th Anniversary

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