氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。経営学部国際経営学科2年の中舘慎太朗です。春の訪れとともに、新たな節目を迎える時期となりました。
今回、私が綴らせていただく内容は秋学期終わりから春合宿前までの間に参加していた北米のJrリーグへの挑戦と今後のプランについてです。ぜひ読んでいただければ幸いです。
まず、私は秋学期終了後すぐ、アメリカのJrリーグ、USPHLのWilkes-Barre Scranton Knightsというチームへ参加しました。アメリカでのホッケー生活に胸を躍らせ、アメリカ、ペンシルベニアへ向かいました。夜11時に寮へ到着し、翌早朝からバスで2時間ほど移動し、すぐに試合がありました。コンディションは万全とは言えない中の試合でしたが、結果だけを求め、初戦でゴールを決めた瞬間は今でも鮮明に覚えています。シーズン中は9試合4ポイントの結果を残し、プレーオフでも2アシストをしました。満足の行く結果ではありませんでしたが、シーズン終盤からの参加で、プレーオフでの優勝を目標に充実した日々を過ごしました。
その中で自分が直面した困難はあまりにも多かったです。北米でのアイスホッケーはリンクサイズの小ささ故のスピード感、ホッケー観の違いは自身のプレーに大きく影響がありました。さらには、当たり前のように他の選手は自分より15cm,25cmと大きく更に体重も重いです。そんな中でのプレーは今までとは比べ物にならない圧迫感がありました。そのようになれない環境で、いかに結果を残すか、自身のプレースタイル、武器を見出すために、必死で試行錯誤し挑戦するという貴重な機会となりました。特に自身の武器という点では、日本でプレーしている中でも決定的な強みを見つけられず、いまも模索しています。この課題を解決し、磨きをかけることがさらなる成長に繋がると考えます。これらの経験を基に春大会での活躍を信じて帰国しました。
しかしながら、春大会では怪我にも悩まされたという面もありましたが、それを加味しても十分な結果を残すことができず非常に悔しい思いをしました。ここから夏大会、秋リーグと大事な試合が続きますが、淡々と自分のプレーに集中し、プレーで違いを示したいです。また、これから先、再度北米へ挑戦しに行くことがあるかもしれませんが、リンクサイズ、敵のサイズ等に影響されずに活躍できるよう、自身の武器を成長させ、北米でも日本でも結果を出せる選手を目標に頑張りたいです。
長い文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。立教大の名に恥じぬ活躍を目指し、邁進いたしますので、中舘慎太朗と立教大学体育会アイスホッケー部をこれからも応援のほどよろしくお願いします。