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あっという間の4年間

佐伯 嶺(4年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。立教大学法学部政治学科4年の佐伯嶺です。

昨年末に行われたインカレをもって、学生ホッケーを引退しました。引退から約3ヶ月が経ち、部活動がない生活に違和感を覚えつつ、最後の学生生活を噛み締めながら生活しています。

さて、まだまだ先のように思っていた最後の氷上奮闘記を書く時がやってきてしまいました。最後の氷上奮闘記ということで4年間を振り返ると、アイスホッケーに対する向き合い方が大きく変わったと思います。高校では、監督に言われたを徹底する受け身なホッケーをしていたため、心の底から楽しんでホッケーはしていなかったのではと思います。また、愛媛県のクラブチームから北海道の高校に進学したこともあり、周りの選手とのレベルの差が大きく、リンクの外から試合を眺めることが大半でした。しかし大学では選手主体で、自分達で考えてプレーするため、責任感や自分で考えて行動に移す大切さを感じました。そして、高校の時よりも試合に出れる機会が多く、ホッケーの面白さを再認識することができ、心身ともに成長することができました。

また、チームメイトにも恵まれました。先輩方、後輩達は、積極的ではない私をいろんなことに誘ってくれて、充実した日々を送ることができました。当時はくだらないと思っていたことでも、思い返すと良い思い出です。このチームメイトで切磋琢磨し合ったからこそ、こんなに充実した日々を送ることはできなかったと思います。同期の3人にも恵まれました。4人とも個性が違うため、初めは仲良くなれるか不安だったけど、同期会を重ねるごとに仲良くなれて嬉しかったです。インカレの佐賀大学戦、こうすけが点を決めて3人で抱き合った時に、この同期4人で良かったと思いました。昨シーズンの中で、あの瞬間が1番チーム一丸になっていたと思います。先輩方・同期・後輩達は今までありがとうございました。これからも仲良くしてくれたら嬉しいです。

そして、マネージャーにも支えてもらいました。選手とは違い、やりがいを感じる事は少ないかもしれませんが、選手が何不自由なくプレーできていたのは、間違いなくマネージャーのおかげです。ありがとうございました。

16年間の学生ホッケーを支えてくれた家族にも感謝しています。小学1年生から始めたアイスホッケー。休日の朝は4時に起きて練習。その後、リンクに残ってフリーアイス。オフシーズンには、県外まで車を走らせて練習に乗りに行きました。今になって考えると自分の時間は殆ど無かったと思います。北海道の高校にも無理を言って入学をしました。大学も立教大学に入学させてもらい、感謝をしてもしきれません。今まで本当にありがとう。これからは自分が支えていけるように頑張ります。

加えて、監督・コーチの皆様のご指導、OBOGの皆様、関係者の皆様、保護者の皆様のご支援でこの4年間が充実したものとなりました。心より感謝申し上げます。これからはOBとして、今後のチームの成長、発展に関わっていきたいと思います。

最後になりますが、歴史ある立教大学アイスホッケー部として4年間過ごせて良かったと感じています。アイスホッケー部で学んだことを活かして、社会人でも頑張ります。

4年間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。

(2025年3月31日 15時0分)

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