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いつも通り

太田 裕嗣(4年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。経済学部会計ファイナンス学科4年の太田裕嗣です。いよいよ秋も深まって参りましたが、寒暖差の激しい日々が続きますので皆様くれぐれもご自愛ください。
秋と言えばスポーツの秋ということで、我々アイスホッケー部はエイワ杯関東大学アイスホッケーリーグ戦を戦っております。現在4試合を終え、3勝1敗とここ数年では最高の成績を残すことができています。しかし、まだ大会は始まったばかりであり、目標までは未だほど遠いのが事実です。だからこそ、ここでより一層気を引き締めて練習や試合に臨んでいきたいと考えておりますので、皆様ご声援の程よろしくお願いいたします。
 
突然ですが、もし明日が地球最後の日であるならば、あなたは何をしますか?好きなものをたらふく食べますか?大切な人と共に過ごしますか?好きなだけゲームをして、好きなだけだらけて過ごしますか?様々な意見があると思います。ちなみに私ならば、好きなものを食べて、布団でだらけながら今までの人生を振り返ってその日を終えると思います。これまでにこの話題になったとき、どの友人もこれまで挙げてきたような意見を持っていました。
さて、なぜこのような話をしたかというと、最近「最後」についてよく考えることがあるからです。学生生活も、1年生のころから続けてきたアルバイトも、そして立教大学アイスホッケー部での生活も、もう半年後にはすべて最後を迎えます。そんな最後を、自分はどう過ごすだろうか?終わった後に何を感じるだろうか?と1人になると考えてしまいます。
そんなときに、「地球最後の日にあなたはなにをするか?」という話を思いつき、ある人が以前、「特別なことは何もしない。普段と変わらない生活を送るよ。なぜなら俺は常に後悔しないように、いつ最後の日が来てもいいと思って生きているから。」というようなことを言っていたのを思い出しました。この話を聞いた当時、かなり衝撃的だったのを覚えています。
すなわち、最後の日に、いつも通りの行動をしても後悔しないだろうか?ということになりますが、自分のアイスホッケーに対する姿勢を振り返ってみると、自分はそうではないと感じました。一回一回の練習に真面目に取り組んではいるものの、時々緊張感のない練習をしてしまっているときがあると感じました。また、自分自身のベストを尽くすためのコンディション調整を怠ってしまっており、怠惰な生活を送ってしまうことがあるということにも気付きました。
このままでは、最後にどこかスッキリしない気持ちで最後を迎えてしまうのではないかと考えます。私は、プレーの内容で後悔することはあっても、やってきたことで後悔したくない、と考えています。そのためにすることは、普段の練習に向かう意識の改善と、いつもの生活習慣の改善です。このどちらも、“いつも通り”を自分のベストにするため、そして最後の場面でも“いつも通り”でいるために重要な要素であると考えます。
アイスホッケーは怪我がつきもののスポーツです。私は実際、高校3年生の秋に鎖骨を骨折し、その年のほとんどの試合を欠場しました。このときを思い出して今でも後悔することがあります。もうこのような思いをしないために、残り2か月という短い時間ではありますが、常に緊張感を持って臨みたいと考えます。
 
最後になりますが、現在行われている秋リーグでは、「1部Aグループ昇格」の目標に向かって部員一同奮闘しております。だんだんと気温が涼しくなってくるにつれ、リンク内も大変寒くなってきておりますが、そんな寒さを吹き飛ばすような熱い戦いをお見せできればと思いますので、皆様もぜひ会場に足を運んでくださると幸いです。今後とも皆様からの熱いご声援をよろしくお願いいたします。
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

(2024年10月28日 15時0分)
2024年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
立教
 
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専修
 
試合予定
2024/12/14  17:30
ダイドードリンコアイスアリーナ
80th Anniversary

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