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最後の挑戦

鈴木 章史(3年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。文学部教育学科3年の鈴木章史です。初秋とはいえ夏の暑さが残る日々ですので体調に気を付けてお過ごし下さい。
 
2024年も残り4か月となりました。この4か月は大学アイスホッケーにとって勝負の4か月になります。先日よりエイワ杯2024年度関東大学アイスホッケーリーグ戦が開幕しました。立教大学は今年度も1部Bリーグを主戦場として1部Aリーグへの昇格を目指しています。エイワ杯2024年関東大学アイスホッケーリーグ戦は約3か月という長期決戦になりますが、それを終えても約2週間後にはインカレが待ち受けています。立教大学アイスホッケー部は一度も止まることなく常に進み続けなければならない4か月です。日頃から応援してくださる皆様には心から感謝申し上げます。部員一同、この4か月を駆け抜けていくために全力で準備を進めていますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
さて、今回はタイトルにありますように「最後の挑戦」について話させていただきます。私は、立教大学アイスホッケー部に入部した際に4年間の目標として「1部Aグループ昇格」を掲げました。言葉的には4年間のうちに1部Aグループ昇格と聞こえてしまいますが、実際は4年目のシーズンでは1部Aリーグを主戦場とすることを指しています。それを掲げて約2年半が経ちます。1年目の秋リーグは入れ替え戦、2年目の秋リーグはセカンドリーグ進出と年々成績を上げてきました。しかし、私の目標にはまだ及んでおりません。目標である1部Aグループ昇格を叶えるチャンスは今シーズンが最後です。今シーズン1部Aグループ昇格することができなければ、私の4年間の目標を叶えることはできません。昨シーズンまでは、個人での目標としての1部Aグループ昇格でしたが、今シーズンではチームとしても1部Aグループ昇格を掲げています。立教大学アイスホッケー部が1部Aグループ昇格を目標にすることがこんなにも早く来るとは思っていなかったため嬉しい限りです。しかし、現在のチーム状況が目標に向かうことができていないのが現状です。1部Aグループ昇格を本気で目指している選手が全員ではありません。最初から諦めている選手がいるのが現状です。他大学と比べて戦力が劣っていること、チーム状況が悪いこと、チーム環境を好まないことなどから諦めてしまう選手がいます。それでも、チームで目標を掲げたからには諦める選択肢はないと思います。また、1部Aグループ昇格に向けて立教大学アイスホッケー部としてOG・OBや応援してくださる方々の代表として戦うのが役目でもあります。その代表が最初から諦めるのであれば代表になる資格はありません。代表として戦える部員だけではなく所属する全員が代表として戦うことに意味があります。私自身が最後のチャンスであるからこそこんなに熱くなっているわけではありません。日頃から諦める姿勢や雰囲気が目立っているからこそ、形として残る氷上奮闘記で語らせていただきました。
 
 今シーズンが学生生活のなかでも大事な1年になってきます。1部Aグループ昇格への最後の挑戦となります。最終的には結果がすべてになってしまいますが、悔いの残らない秋リーグを過ごしていきます。最後までお読みいただきありがとうございました。

(2024年9月30日 19時40分)
2024年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
立教
 
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専修
 
試合予定
2024/12/14  17:30
ダイドードリンコアイスアリーナ
80th Anniversary

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