氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。観光学部観光学科3年、岡田太一です。今年度は主務を務めさせていただいています。部の会計や渉内渉外を預かる立場として、日々多くの方々のサポートのおかげで職務を果たすことができており、恐縮の念が堪えません。
今回の氷上奮闘記では、大学3年次の部活動が折り返しの時期を迎えた今、主務として、また一幹部部員として感じたことを綴らせていただこうと思います。
この半年間主務を務め、立教大学体育会アイスホッケー部を支えてくださる多くの方々と直接お会いし関わる機会を得られたことで、皆様からの私たちへの手厚いご支援を過去最大級に、この身をもって感じています。勿論、「私たちの活動はOB・OGの方々を筆頭に多くの人々に支えられて成立している」ということは自覚してきたつもりでした。しかし、主務として部の会計を預かり、また合宿等の日程調整など職務を遂行する中で、OB・OGの皆様や立教大学の先輩方、またリンクや合宿先でご協力いただいている方々などからのご厚意のもとで私たちが活動できていることを改めて理解し、今までの自身の見識の狭さに恥ずかしさを覚えました。特に、2024年度の夏合宿では、日程の前半部分が地元の八戸だったため、利用するリンクや練習試合の相手などよく知る地元を今回他者として相対する経験を得たことで、合宿の遂行のために協力してくださる膨大な方々との関係性の重要さを骨身に染みて理解することができました。
今期に入り、立教大学アイスホッケー部の雰囲気は大きく変わりました。初心者主体の少人数チームで、経験者、未経験者共に戦略を考え、試合に臨んでいた一昨年度までとは大きく異なり、昨年度、そして今年度の優秀な経験者を新入生として迎え、チーム内での競争があるチームへと変化しました。無論、勝利を求める体育会ですから、「強豪立教」復活への足掛かりとして、この変化は歓迎されます。しかし、チーム内の急激な変化に戸惑う学生も初心者、経験者共におり、対して高校時代にチーム内競争を戦い抜いてきた後輩たちとのギャップでチーム内がまとまりにくい状態にあります。チームのまとまりが弱いためか、今期では一部部員が「個」の主張を優先しすぎたり、部の一員としての自覚に欠けた行動をとったりしてしまうことが見受けられ、そのような中でも勝利という「チーム全体の利益」を目指す鈴木主将以下幹部の舵取りは難航を極めています。
主務及び幹部の一員である私として、今後のチームには、部員一人ひとりが立教アイスホッケー部としての矜持を持ち、責任を背負っている自覚をもたせることが必要だと考えています。そのためには、部員全員が多くの人に支えられ、見守られていることを知る必要があるのではないかと思います。まずは主務として、日々皆様からのご支援の大きさをチーム全体に今まで以上に共有していきたいと考えております。
今後も一幹部として、主務として、そして怪我で未だ氷に乗れずとも選手の一人として、今はチーム全体のサポートを遂行するため、邁進していく所存です。2024年度のチームも佳境を迎える中、ご声援のほどよろしくお願いいたします。