氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。経営学部経営学科1年の浅野凜生です。今回は、私が立教大学アイスホッケー部に入部してから今までの活動を通して感じたことと、今後の抱負を綴らせていただきます。
1年目の大会も、残すところインカレのみとなってしまいました。入部早々に行われた北海道遠征がついこの前のように感じられます。この1年を振り返ると、私は実力不足を感じることが多かったと思います。春のリーグ戦では、7年ぶりの勝利を含む2勝を挙げて、チームに勢いをもたらすことができました。しかし、夏の大会では得点力不足に悩まされ、悔しい結果となりました。チームとして、無意識に自分たちの能力を過信してしまっていたことが原因にあると思います。そこで、それまでの考え方を改め、自分たちは常に挑戦する立場であり、決して強いチームではないということを皆で共有して、秋のリーグ戦に挑みました。チームとして共通認識を持ったことはプレーに大きな影響を与え、着実に勝利を重ねてセカンドリーグへの出場を決めることができました。しかし、セカンドリーグでは自分たちのミスから失点に繋がってしまう場面が多く、不甲斐なさを感じました。来年こそは、絶対にファイナルリーグに進出して、まずは1部Aグループ昇格の切符を掴みたいと思います。
個人としては、アイスホッケー部に入部してからスキルアップができていると感じています。特に、視野が広がり、キープ力が身についたと感じます。要因はいくつかありますが、その中でも大きいと感じるのは、実践経験量が増えたことと練習の質が上がったことにあると思います。私たちは、少数精鋭の中で60分間の試合を戦い抜かなければいけません。試合での出場時間が長いおかげでゲーム感覚が身につき、仲間と連携してゲームメイクをすることができるようになったと感じます。そして、私たちは週に約2回のペースで氷上練習をしています。その貴重な時間を無駄にしないため、毎回の練習前に動画を見て、今の自分には何が足りていなくて、今日は何を意識して練習する必要があるのかを考えてプレーするようにしていました。そのおかげで、毎回ホッケーを楽しんでできています。私は、ホッケーの知識量などでは周りのプレイヤーに劣るかもしれませんが、情熱ならチーム1と言っても良いと思います。普段生活をしている中でも、気がついたらホッケーのことを考えていたり、スティックを握っていたりすることが多いです。また、私はやる気が空回りすることが多いので、この情熱をチームにしっかり還元して、良い方向に持っていけるように努力していきたいと思います。
残すインカレでは、チームのために精一杯頑張りたいと思います。今後とも立教大学アイスホッケー部の応援をどうぞよろしくお願いいたします。