氷上奮闘記をご覧の皆さん、こんにちは。4年マネージャーの中村麻衣です。
さて、4年前に立教大学体育会アイスホッケー部へ入部した私も、とうとうマネージャー日記ではなく、氷上奮闘記を書かせていただくこととなりました。部活動全体、4年間を通して振り返ってみると、正直、楽しかった思い出よりも辛く困難だったことの方が多かったように思えます。当然、逃げ出したくなった時もあります。しかし、今ではアイスホッケー部へ入部したことに対して後悔しておりません。私の最初で最後の氷上奮闘記は、そう考えられるようになった出来事の1つについてと、それぞれへの感謝で締めたいと思います。お時間のある方は、是非最後までお付き合いくださいませ。
遡ること去年の12月23日、池袋キャンパスにて最後の全体ミーティングが行われました。ミーティングは2部構成で、1部は川上の新幹部発表などを含む全体ミーティング、2部は新チームの話し合い時間とし、そこで私と川上は退出いたしました。教室を後にした私たちは、話し合いが終わるまで校門前のローソンで待機することにし、直前にマネージャーから受け取った愛のこもったアルバムを眺めながら、とうとう私も受け取る側になったのか、としみじみ感じておりました。その最中にマネージャーの後輩である大竹から連絡があり、話し合いが終了したことを知り、連絡に全く気がつかなかった私と川上は、慌ててローソンの外へ出ました。そして、こちらに気がついた大竹が、「あ、まいさん!いた!」と5号館の入り口から大きな声で呼んでくれました。一見、なんでもないような光景ですが、私はその光景に何故かグッとくるものがあり、たくさん悩んで辞めたいと考えていた時期もあったけれど、いつの間にかこの立教大学体育会アイスホッケー部が、自分にとってかけがえのない居場所になっていたのだ、と実感することができました。
そして、辛かった4年間と先述しましたが、楽しかった日々を思い浮かべようとすると、そこには必ずマネージャーの姿がありました。他の部活動にはない深夜練習という過酷な環境で、4年間続けてこられたのは、いつの時代もマネージャーの存在がとても大きかったです。どんなに辛く大変でも、マネージャーに会えると思ったら、眠い目をこすりながら往復2時間弱かけて車を運転することも苦ではなかったし、何かあってもマネージャーの皆さんと話していると元気になれるような、そんなパワーをたくさん貰いました。マネージャーと過ごした日々は、私にとって宝物であり、輝く思い出です。計6名の素晴らしいマネージャーと出会うことができて、本当に幸せでした。特に、人生でほぼはじめて先輩という立場になって、不慣れなことも多かった私を姉の様だと慕ってくれた3人の後輩には、感謝してもしきれません。素晴らしい経験をすることができました。皆さん本当にありがとうございました。
また、部員のご両親や関係者の方々からお声がけいただくことも多々あり、本当にたくさんの人に愛された4年間だったと実感しております。たくさんの温かいご支援とご協力に、心より感謝申し上げます。
もちろん、特殊な環境下で行われる部活動に所属することを受け入れ、深夜に練習へ行くことを心配しながらも心強く支えてくれた家族にも感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、4年間続けられた、やり遂げられた、という気持ちは自分にとって大きな自信となりました。この先辛いことがあっても、仲間の顔を思い出して、前に進んでいきます。
4年間、本当にありがとうございました。