氷上奮闘記をご覧の皆さんこんにちは。文学部教育学科1年鈴木章史です。
新春の候、寒い日が続き体調を崩しやすい季節の中、皆様どうお過ごしでしょうか。私は勉学・部活が落ち着き、何か物足りない生活を過ごしています。
まず、昨年の入れ替え戦でのご声援、ありがとうございました。皆様のお陰様で勝利することができ、今年も1部Bチームというステージで戦うことが出来ます。また、インカレにおいてもベスト16という成績を残す事ができ、良い形でシーズンを終えることができました。
昨年度の立教大学のチームスローガンは「全員主役」でした。経験者・未経験者の混合かつ人数の少なさを考えると、一人ひとりに役割があり、活躍する場所も多くあります。これらの現状で見受けられたのは、成長する欲・試合への気持ちの差が大きいことでした。練習時間が限られている中で求められるのは自主練習です。これが出来ている選手と出来ていない選手は、氷上練習を見れば一目瞭然でした。自主練習をするかしないかでは、練習時間を有効活用することが出来るか出来ないかが変わってきます。効率の良い練習をするためには、全員が部活外でもアイスホッケーに夢中になることが必要となってきます。「アイスホッケーに夢中になる」この言葉は、新入生歓迎会で大友監督が残して下さった言葉です。どのくらい夢中になっているかは一人ひとり違ってきますが、全員がより夢中になっていけば何段階も強くなれます。また、試合に対する気持ちもそれぞれ異なっていると感じます。しかし、最低限勝つという気持ちを持ってプレーすることは必須ではないでしょうか。気持ち次第で結果が大胆に変わることは無くとも、試合を終えた時に得るものは大きく変わってくるのではないかと思います。そこで得たものが次の試合に繋がり、勝てるチームへと成長させていきます。試合は、やってみなければ分かりません。サッカー日本代表が見せてくれた格上の相手と戦う姿・諦めない姿・世間からの下馬評を覆す姿をみて感動しました。立教大学は常に格上との戦いになります。私たちはサッカー日本代表のような姿を真似るべきではないかと思います。
昨年の自分が、チームのために何を残し、どうチームの役に立ったかを振り返ってみると、何も出来なかったと感じます。試合に出られない日々、「4年生は最後だから」「来年があるだろ」といった言葉を言われるリーグ戦の中、今年は自分のことだけに集中していこうという気持ちに変化していきました。実力不足であると考えるべきなのか、それとも上記の言葉の通りと考えるべきかと天秤にかけた時に、前者の考えを持つことで個人の成長に繋がっていきました。そして、試合の中では自分ならこの場面にどうするのかというイメージを持って、試合に臨みました。イメージを持つことで自然と成長していく感覚がありました。イメージすることは誰でもできることであり、自分が目指すのはそのイメージを実践に移すことです。立教大学の試合だけではなく、他大学・アジアリーグの試合を見てイメージをすることで、その実践が自分でもできるのではないかと思いました。実践で試す事ができたのは、インカレの日本大学との試合でした。終始押されるゲームの中、自分の持っているイメージを試すことができました。しかし、6失点という不甲斐ない結果で最後の試合を終わらせてしまい、悔しさの残るシーズン終わりを迎えました。この悔しい経験を糧に、今シーズンは飛躍の年にできるよう頑張っていきます。
1年間ご声援ありがとうございました。