氷上奮闘記をご覧の皆さん
3月に卒業予定の文学部史学科 熊木康仁です。
私は去年の12月に22歳になりました。
そんな私が22年間生きてきて最も恵まれていると感じたのは周りの人たちです。
私の人生、周りの人たちの助けなくしては生きていけませんでした。就職や大学ももちろん下手すると高校にすらいけなかったと思います。
今回大学生になり、アイスホッケー部に入り、それを改めて実感しました。
入学当時監督であった細谷総監督や石川先生には大変迷惑をおかけしてしまいました。そしておふたりから大学生として、チームの一員としてなにができるかを学ばせていただきました。
そして現在の監督であり、入学当時コーチをしていた大友監督には入学前から会う度に何度も声をかけていただき、立教大学に入るきっかけをいただきました。
吉田コーチは小学生の頃からコーチや監督として面倒を見てもらい、また奇妙な縁で大学生でもコーチしていただけることとなりました。生意気にも私は何度も吉田コーチと言い合いをしてしまいましたが、アイスホッケー選手としてここまで成長できたのは吉田コーチのおかげだと思っています。
さらに以前にも氷上奮闘記にお書きしたように父親もとても尊敬していますし、先輩方も素晴らしい方々でした。私も先輩たちのように尊敬される先輩になれていたのでしょうか。
そして後輩たちはとても可愛く、下手をすると同期と絡むより、一緒にいる時間が多かったのではないでしょうか。そんな後輩たちは練習後に私がコンビニに行くとしれっと着いてきて何度も奢らされました。これからそんな当たり前の日常がなくなるのは嬉しいような悲しいような複雑な気持ちです。
最後に同期です。恐らく1番迷惑をかけたのは同期だと思います。こんな私を見捨てないで仲良くしてくれて本当に感謝しています。卒業後はそれぞれが別々の進路を辿りますが、これからも仲良くしていきたいです。
私は去年の4月から今年の3月までの1年間を人生で1番最悪の年と捉えています。学生生活最後の年で本当にやりたいことも満足にできず、やりたくもないことばかり強制され、楽しみらしい楽しみはほとんどありませんでした。アイスホッケーでも春の合宿、夏の苫小牧合宿の中止、秋大会の縮小、インカレの中止と散々な結果でした。その中でも夏の苫小牧合宿が中止になったのはとても残念でした。毎年苫小牧の祖父や親戚たちに1年間で成長した姿を見せることが楽しみでしたが、今年は見せられなく本当に残念でした。
この最悪の1年というのは今後、一生忘れることはないでしょう。この1年をしっかりと踏み台にしてこれからの社会人人生を登っていきたいです。
そして後輩たちに一言です。
私は思いもよらないところからの一撃で今年1年間を台無しにしてしまいました。
この先何が起きるかわからないためその日1日1日を全力で過ごして欲しいです。
もし明日地球が爆発しても後悔のないように過ごして欲しいです。
最後に
私は今年でアイスホッケー部を卒業しますが、90年以上の歴史のある立教大学アイスホッケー部に名前を残せてとても光栄です。
4年間お世話になった石川先生、細谷総監督、大友監督、吉田コーチ、OBOGの皆様、先輩後輩、そして同期、マネージャー、そして両親。4年間本当にありがとうございました。私熊木康仁はここから強くなっていきます。