氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。理学部化学科3年の鈴木翔斗です。
現在このような状況なので、家の中で過ごす時間も多いと思います。私は、部内でのオンラインでの陸トレを活用して、自宅内でのトレーニングを習慣にしたり、空いた時間で自炊をしてみたりと、家の中でできることを続々とこなしています。
いきなりですが、私は、アイスホッケー部において、理学部化学科に所属する唯一の部員です。化学科に限らず、理学部生で体育会にも所属している学生は少ないと思います。今回は、今まで過ごしてきた学生生活についてお話していきます。
化学科の授業というのは、基本、座学と実験で行われています。化学実験は、1年生が週1回、2年生では週2回行い、実験前には、あらかじめ内容を予習してまとめた実験ノートを、実験後には、結果や考察をまとめたレポートを提出しなければなりません。自分が一番大変だった時は、深夜の氷上練習後に帰宅して徹夜で、提出期限間近のレポートと実験ノートに取り組んだ時です。睡眠欲に駆られつつも、我慢してペンを走らせていました。
また、化学科といっても化学だけを勉強するのではありません。数学や物理学、人によっては、生物学や地学の授業を履修します。自分は、昨年度の秋学期で、地学総合実験を履修していました。その中で、秩父・長瀞でのフィールドワークに行った時に、現地で、博物館に行ったり、地層や岩石に触れたりして、古代の様子を感じることができました。
今年もこのような学生生活を送るものだと思っていました。しかし、新型コロナウイルスの影響で、授業もオンライン方式となり、春の大会も中止になりました。実験は、どのような形で行われるか分かっておらず、アイスホッケー部においては、未だに氷上で練習することができない日々が続いています。
限られた時間の中でやりたいことができないと、かなり窮屈にはなりますが、今はまだ我慢の時だと思っています。
事態が収束し、またいつも通りの生活が送れるようになったら、試合で最大のパフォーマンスを発揮できるよう、これからも精進して参ります。また、先の話にはなりますが、これから多くの理学部生が、体育会に参加してくれることを願っています。
今後とも応援よろしくお願いいたします。