緊急事態宣言の発令によりおうちで過ごす時間が増えましたが、氷上奮闘記をご覧の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私はこの機会にヨガマットやゴムチューブを購入し、おうちで筋トレに励んでいます。
今回の氷上奮闘記は私、経営学部経営学科3年の田中大悟がお送りいたします。
現在の部活動の状況はこれまでに部員たちが話してくれました。対面での活動や氷上練習ができない中でも、オンラインツールを最大限に活用しトレーニングやミーティングに励んでいます。
なので今回は部活動からは少し離れて、私自身の近況についてお話ししたいと思います。
よろしければお付き合いください。
私は3月末から1ヶ月ほど入院をしておりました。その理由は病気ではなく、直前に怪我をした膝の手術のためでした。
怪我をしてすぐ手術の日程が決まりましたが、それとほぼ同時期に新型コロナウイルスの流行が始まり、手術の日が近づくほどその流行は大きくなっていきました。
もちろん感染すれば手術などできません。それどころか、院内感染防止のため少しでも発熱があれば入院すらできない可能性もありました。手術前の私は手術それ自体より熱を出してしまうことをよっぽど恐れていました。
しかし結局体調を崩すことはなく、無事に手術も成功しました。そしてリハビリを経て無事に退院し、今こうして氷上奮闘記を執筆させていただいています。治療以外にも感染予防など様々なところに気を遣わなければならない中でも優しく支えてくださった医療関係者の皆様には感謝の思いでいっぱいです。
また、入院中はリハビリを通じてたくさんの同じような怪我をした人に会いました。病院では僕以外にも多くの患者さんが治療していて、復帰に向けて頑張っていました。
世間では新型コロナウイルスに関連して、その病床数の確保が度々話題に挙がります。当然のような話ですが、新型コロナウイルスが猛威を振るったからといって他の病気や怪我は休んではくれません。病院には常に新型コロナウイルス感染以外の理由で入院している患者さんがいるのです。だからこそ、新型コロナウイルスのために全てのベッドを使用するわけにはいかないし、既に入院している患者さんが感染しないよう様々な対策が必要になってくるのだと思います。
他の病気や怪我が休んでくれないのは、この氷上奮闘記を読んでくださっている皆さんにとっても同様だと思います。
私の好きな映画に「君の膵臓を食べたい」というものがあります。この映画では、余命宣告をされた少女がその宣告より前に通り魔によって死んでします。(ネタバレになってしまいすみません)新型コロナウイルスにばかり気を取られていると、その影から忍び寄る他の病気のシグナルを見落としてしまうかもしれません。
おうち時間が長くなり、新しいことに挑戦する方も多いと思います。新型コロナウイルスの感染防止に気をつけるのはもちろんですが、怪我や病気など、その他のリスクにも十分お気を付けください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
皆様の健康を心より願っております。