氷上奮闘記をご覧の皆様こんにちは、3年の久保裕太郎です。肌寒い日が続いておりますがお変わりないでしょうか。
私たちはOB戦を最後にオフ期間に入りました。私自身は一度ホッケーから離れ、家族との団欒や友人との食事、定期テスト、アルバイトなどをしながらオフ期間を満喫することができました。しかしながら3年生の冬ということもあり、迫りくる就職活動の準備として企業説明会やインターンシップに足を運びながら、自己分析や企業研究などに精を出す日々でもありました。
今回はそういったオフ期間の日々の中で、自分自身を見つめ直すために行った自己分析を通して思ったことについてお話します。
自己分析ではまず、過去から現在まで自分の人生を振り返り、自分が人生の中で何かしらの決断をした経験、楽しいと思った経験、心が満たされた経験、悔しいと思った経験など感情別に様々な経験を挙げ、そういった経験を通してなぜ自分はそのように感じるに至ったのかを文字に落とします。そしてそれらの理由の共通点を見つけるという作業を繰り返していきました。この過程でだんだん自分の物事に対する価値基準のようなものが見えてくるだけではなく、自分では気づいていなかったような強みや弱みも見えてきました。それだけでなく、自分はどういったプロセスを踏むと目標に対して高いモチベーションを保ったままアプローチしていくことができるのか、今後自分はどう生きていたいのか、という未来へのビジョンも明確化させていくことができました。
頭や容量が良く、生きている中で自然と頭の中でこういった作業をしている人はいると思います。しかし、私は今まで何となく生きてきたため、正直こういったことは考えたことがありませんでした。今回、このような作業を行う中で自分に対して新鮮な感動が多々あり、単純に楽しく感じましたし、今後様々な局面で自分がどうしていけば自分を良い方向へと導いていけるか分かり大きな収穫になりました。
就職活動のために始めたこの作業ですが、同時に私自身の残された部活動生活においても非常にためになることであると思います。自分を見つめ直し、自分を知るという作業を通して、今までの部活への姿勢や実際に取り組んできたことに対し、肯定できる部分がありました。その反面、「ああすれば良かった」と思うことや、「物事の本質を見失っていたな」と反省することも多くありました。こういった課題の発見ができ、修正していこうと考えながら新たなシーズンへと向かうことができ、本当に良かったです。
時が過ぎるのは早いもので今年は私にとって部活ができる最後の1年です。小学校2年生から高校3年生までのバスケットボール人生、大学から始めたアイスホッケー人生、2つを合わせた私のスポーツ人生は15年目に突入しますが、とうとう真剣にスポーツに取り組むことができるラストイヤーとなりました。現在までの部活動人生の集大成をより良いものにできるよう、いつでも自分を応援し続けていてくれる両親や自分を支えてくれる方々への感謝を忘れずに、後悔のない1年間を過ごしていきたいと思います。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。