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2勝という結果を僕らはどう捉えるべきか

佐山 雄一(3年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。
3年の佐山雄一です。
来年度は副将を務めさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。

さて、今シーズンはリーグ戦で2勝を挙げることができました。「念願の最下位からの脱出」といえば聞こえが良いですが、個人的にはリーグ戦2巡目に大きな問題があったと思います。2巡目は全敗、2勝したのはどちらも1巡目でした。

それはなぜなのか。

答えは簡単で、1勝した後のことを考えられていなかったからです。
毎年最下位の立教大学に、相手は油断していたと思います。だから1巡目は勝てました。1巡目が終わった時点で立教大学は4位だったので、2巡目は相手が警戒してくるのは当然でした。

だから1巡目と同じ戦い方ではダメでした。それに気づいて、新しいセットの組み合わせに変えましたが、後の祭りでした。そのセットで結果が出始めたのは、リーグ戦最終節あたりだったと思います。

一勝したあとはどう戦うのか、といった1年を通した対策が立てられていなかった。もっと先のことを考えていれば、入れ替え戦回避だって夢ではなかった。と、後悔が残りました。反省を活かして来年度は戦術プランを複数作れたら良いなと思います。

世の中ではよく結果が重要視されます。
テストの結果が良ければ「頭が良い」と言われ、試合でゴールを決めれば「センスが良い」と言われます。
でもそれは、たまたま勘が当たってテストの結果が良かっただけかもしれないし、たまたま入ったゴールかも知れません。

僕たちは2勝という結果に満足してはいけないと思います。

なぜその様な結果になったのか、次はどうするべきなのか。
"たまたま勝った2勝"と言われないため、冷静に分析して、来シーズンに繋げていこうと思います。

2020年も変わらぬご指導、ご声援のほど、よろしくお願い致します。


(2020年2月3日 20時0分)
2024年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
立教
 
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